episode.3 ページ4
「………」
散歩で、近くの森を歩いている。
……逃げようなんて、もう思わない。どこにいたって見つかってしまうから。
「………?」
どこか遠くから、気配がする。
……その気配は、一気に近付いてきて。
「っ後ろ…!」
近くに来るまで気づかなかった…!
なんていう気配を消す上手さ。
「………柱、だな」
??「うむ!俺は柱だ!!なので鬼の君を倒す!!」
「っ…」
一瞬あいつが踏み込んだ瞬間、目の前にいる。
??「中々いい動きだ!!……だが、逃がしはしない」
避けるのにも結構気を使わないと殺られる…!
「……っ?!」
頭が、痛い。
痛いいたいイタイイタイ痛イいたイイタイイタイイタイイタイイタイ痛い
「っあ゛ぁあ!!!」
??「…?!」
誰かの記憶、私の記憶?分からない。頭の中に流れ込んでくる。
『君は本当に強く美しいな!!』
あなたは、誰。
「はぁっ、はっ……」
…その記憶を見た後。何故かこいつが懐かしく感じた。
「れん、ごく……」
??「なぜ…?!」
こいつに近づくと何か嫌な事を思い出してしまいそうで、あいつの動きが止まってるうちに逃げた。
??「あの鬼……何なんだ。……報告せねば!!」
帰るとすぐ、教祖様に迎えられ、部屋に入る。
童磨「Aちゃん、息が上がってるようだけど大丈夫かい?」
「……少し散歩をしていた所、柱に出会いました」
童磨「本当かい?そいつに傷付けられてないよね?」
途端に教祖様の目から光が無くなる。……こういう時は、本当に怖い。
………だから、逃ゲラレナイ。
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心花(プロフ) - 迷い猫さん» 今変更しました。ご指摘ありがとうございます。 (2021年11月1日 17時) (レス) id: 2830001dde (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 22らへん名前が○○のままなんです…もし変えれば変えていただいてもよろしいでしょうか?上からですみません!頑張って下さいネ!! (2021年10月28日 19時) (レス) @page24 id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
ユーフォニアム吹きの少女 - こういう束縛系大っ好きです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2020年8月18日 21時) (レス) id: 4438656c34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご(プロフ) - 美亜さん» ありがとうございます...感謝感激です...(;-;) (2020年8月7日 16時) (レス) id: 2830001dde (このIDを非表示/違反報告)
美亜 - もう好きですこうなんかこうね^∀^(え?) (2020年8月6日 15時) (レス) id: 468535a8f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆでたまご | 作成日時:2020年5月28日 23時