#2 ページ26
翌朝いつも通りに学校へ向かう。
「おはよ！」
そう言ってユズハは後ろから私に抱きついてきた。
「びっくりした！おはよ！」
笑いながらユズハは私を見る。
「改めておめでとう！」
「ありがとう…！」
学校までゆっくりいつも通り話しながら歩いていく。
「今日はリリー来ないの？」
いつもこの時間だと私たちの横を追い抜いて行く。
「うん、昨日はかなり怪我してたし
今日は休んで病院行ってって、お願いしたから…」
「そんな酷かったの…？」
「本人は大丈夫だって言ってたんだけどね…？」
「そっか…」
「でもまあすぐに元気になって…
いつも通り馬鹿なこと言ってさ、
ユズハのこと怒らせると思うし大丈夫だよ…！」
2人してたしかに！なんて笑いながら
冗談を言い合い学校に向かう。
そして学校へつき時間が経って朝のショートホームルームが始まる。
自分の名前が呼ばれたら返事をし、
その後は彼の席を見つめてぼんやりとしてた。
そろそろ準備して病院行ったかなー…？
なんて考えていたら
後ろの教室の扉がゆっくり開いた。
誰か遅刻してきたのかな…？
なんて考えてみんなの視線の先を見る。
「なんで…？？」
何故か病院じゃなく教室に入ってきた彼。
先生もそうだが
周りの生徒も驚き彼を見つめる。
「お、おい…清水大丈夫なのか…？」
見た目に驚いて先生は驚き声をかける。
昨日よりは顔の腫れはマシになってるものの
やっぱり痛々しい。
それに本人は真っ直ぐ歩いてるつもりだろうが
客観的に見てる私達には
足を引きずりながらフラフラして歩いてるように見える。
彼は先生に対してぶっきらぼうに返事をし
窓側の1番奥の自分の席に座った。
なんで？どうして？
そんな疑問ばかりが頭に思い浮かぶ。
だって昨日あれだけ私は言ったはず
え？なに反抗期なの？？
彼の方を見ると目が合った。
静かに私に向かってピースしてる。
チャイムがなって1限目の前の10分間の休み
私は彼の席に向かってた。
もちろんみんなは私たちの方に注目する。
「なんできたの…？」
「学校終わってからでいいかなって思って」
「いやいや、だめでしょ…」
周りに聞かれないようにコソコソ話す。
「大丈夫、Aは心配しすぎ。」
彼は何故か笑ってる。
「周りの生徒がびっくりするぐらいヤバいっていう
自覚無いよね？」
「流石に昨日の今日で
他校の奴らも怪我してたし来ないと思うけど
Aの事が心配やったから…」
彼は私の目を逸らした。
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木葉林檎(プロフ) - Co2さん» こちらこそありがとうございます(^^)またお願いします♪ (2023年4月1日 11時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
Co2(プロフ) - リクエスト応えて頂きありがとうございました😭またお願いします(* .ˬ.)" (2023年4月1日 8時) (レス) id: d01c0621bb (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» ページ数の関係で次の移動先に書かせてもらいます。お時間かかりそうなのですがお待ちください(^^) (2023年3月28日 3時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Co2さん» すみません、もし書くとしたらページ数が足りなくなりそうなので移動先に書かせてもらいますね(^^) (2023年3月28日 3時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - 学パロの続きで少し怪我の余波が残る中リリーさんが部活でキャプテンを務めるようになりモテ始め夢主が付き合ってる事で虐められる。夢主に避けられリリーさんも悩んでいたが、ある日虐められる夢主を見つけ庇い助けられなくてごめんと慰めるみたいなお話お願いします！ (2023年3月28日 0時) (レス) id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年3月14日 14時
