Cotton．n#1【長編】(リクエスト作品) ページ14
「もう！またアイツに浮気された！！」
私には付き合って2年になる彼氏がいる。
何度、浮気されても
別れられない自分が悔しい。
そんな話を同期芸人の彼に愚痴りながら
居酒屋で相談にのってもらっている。
「またー？これで何度目よ。」
「わかってるだけで6回目。」
苦笑いしながらビールを飲む彼。
「いいかげん、別れたら？」
「痛いところ突かれた……」
「何回もそう言う話してくるけど
俺はいい加減、別れた方がいいと思うよ？」
「頭ではわかってはいるんだけどさ…」
枝豆を手に取り見つめながらため息をつく
「俺がどうこう言っても結局別れないでしょ…？」
「別れるかもしれないじゃん……」
口を尖らせながら彼を見た。
「じゃあ早く別れていい男見つけろよ？」
そう言うと笑いながら私の頭をクシャクシャに撫でてくる。
同期だけど年齢は私より上の彼。
いつもくだらない相談も親身になって聞いてくれる。
だから居心地良くてつい甘えてしまう自分がいた。
「今回こそ話し合いして別れる。」
そうは言ってみるけれど彼氏の顔を見て話すと
つい丸め込まれて結局許しちゃうんだよな…
そう思いながら私は残ったビールを飲み干した。
それから２時間ぐらい他愛のない話やネタの話、
いろんな事を2人で語り合って
時計を見た彼がそろそろ帰ろうかと言ってきた。
「明日仕事ー？」
「おう、俺の方は劇場で仕事！Aは？」
「私は明日お昼から収録だ…」
「じゃあ、そろそろ帰ろっか。」
「うん、今日も話聞いてくれてありがとね？」
「ん？俺で良ければいつでも話聞くよ？」
「へへ、ありがと。
西村くんと一緒にいる時が一番、素でいられて楽しい！」
「じゃあいつでも誘って、よし！ここは俺が出すよ。」
「えー！いいよ、私が誘ったし私が払う！貸して？」
伝票を彼の手から奪い取ろうとするが
彼は腕を上げて伝票を取らせてくれない。
「ちょ、身長高いのせこいぞ！」
「残念でした！
そうやな…今度また誘った時奢って？」
「本当にいいの？」
「うん、今日は俺が払う！」
「わかった、ご馳走様でした。」
素直にお礼を言って奢ってもらう。
彼は笑いながらレジに伝票を持って行った。
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木葉林檎(プロフ) - Co2さん» こちらこそありがとうございます(^^)またお願いします♪ (2023年4月1日 11時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
Co2(プロフ) - リクエスト応えて頂きありがとうございました😭またお願いします(* .ˬ.)" (2023年4月1日 8時) (レス) id: d01c0621bb (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» ページ数の関係で次の移動先に書かせてもらいます。お時間かかりそうなのですがお待ちください(^^) (2023年3月28日 3時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Co2さん» すみません、もし書くとしたらページ数が足りなくなりそうなので移動先に書かせてもらいますね(^^) (2023年3月28日 3時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - 学パロの続きで少し怪我の余波が残る中リリーさんが部活でキャプテンを務めるようになりモテ始め夢主が付き合ってる事で虐められる。夢主に避けられリリーさんも悩んでいたが、ある日虐められる夢主を見つけ庇い助けられなくてごめんと慰めるみたいなお話お願いします！ (2023年3月28日 0時) (レス) id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年3月14日 14時
