#4 ページ17
ロケが終わり朝にいた楽屋に荷物を取りに帰る。
「さぶぶぶぶ…」
震えながら朝から切ってたスマホの電源を入れた。
「うわー…」
着信履歴125件。
メッセージ160件。
もちろん全て彼氏からだった。
「うわ、キモ。何それ？」
コユキが私のスマホを覗いてくる。
「別れよって朝メール送ったんだよね…」
「やっとあのクズ男と別れる決心が着いたの？」
「うん……でも会ったらまた許してしまいそうだから
メールで送ったんだけど…」
「貸して？」
私からスマホを奪い取り着信履歴から電話をかける。
「え！？ちょ……」
コールが鳴るか鳴らないかぐらいで
電話が繋がった。
『もしもし？？！』
「あ、もしもし？』」
『電話よかった…！あのさ、本当に俺もう浮気なんてしないから
今度は絶対だから！お願いだから会って話しよ？ねっ？？』
電話の声が私じゃないのにも気づかないまま
私だと思って相手は話している。
「あのさ、もう連絡もメールもして来ないでくれない？
私はもうアンタの顔も見たくないの！
だからメールを送ったの！いい？わかった？
もう、連絡してこないで！
もう一度言うよ？連絡してこないで！」
それに便乗してコユキはそのまま話すと自分の話だけを一方的にして通話の終了ボタンを押した。
「はい、このまま着信拒否してメールも拒否、いい？」
「う、うん。」
行動力がすごすぎて言われるがまま彼の番号もメールも全て拒否して消した。
「案外あっけないものだね…」
「呆気ないって言うか、アンタがズルズルしすぎなのよ。」
「ありがとう…」
「よしよし、これからは良い男捕まえんのよ？」
頭をポンポンと撫でられる。
「そんな簡単に…」
「そう？案外近くにいると思うけど？」
「え…？」
「よし、私はもう帰るわ。
じゃあおつかれー。」
「あ、おつかれさま！」
サッと荷物を準備してそのまま帰ってしまった。
「さすが姉御…」
ひとりだと広すぎる楽屋で
私もゆっくり帰る支度をした。
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木葉林檎(プロフ) - Co2さん» こちらこそありがとうございます(^^)またお願いします♪ (2023年4月1日 11時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
Co2(プロフ) - リクエスト応えて頂きありがとうございました😭またお願いします(* .ˬ.)" (2023年4月1日 8時) (レス) id: d01c0621bb (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» ページ数の関係で次の移動先に書かせてもらいます。お時間かかりそうなのですがお待ちください(^^) (2023年3月28日 3時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Co2さん» すみません、もし書くとしたらページ数が足りなくなりそうなので移動先に書かせてもらいますね(^^) (2023年3月28日 3時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - 学パロの続きで少し怪我の余波が残る中リリーさんが部活でキャプテンを務めるようになりモテ始め夢主が付き合ってる事で虐められる。夢主に避けられリリーさんも悩んでいたが、ある日虐められる夢主を見つけ庇い助けられなくてごめんと慰めるみたいなお話お願いします！ (2023年3月28日 0時) (レス) id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年3月14日 14時
