#6 ページ6
収録がおわり
みんなにお礼を言う。
「期待してなかったけど普通に進行出来てたやん！
また一緒に仕事しような！」
「ありがとうございました！」
笑顔でお礼を言って司会の人を見送る。
そのあと
カメラマンさんなどに挨拶をし
最後にその場から出た。
「はあ…疲れた…」
緊張が一気に解け疲れがどっと来た。
上司も最初は見ててくれたけど
1人で大丈夫だとわかった瞬間
その現場を任せて先にもどっていった。
ちゃんとお礼言わなきゃな…
なんて思いながら
廊下にある誰も来なさそうな
ベンチに腰をかけた。
少し休憩してからもどろう…
椅子に座ると全身の力が抜けていくのを感じる。
「おつかれさま！」
温かいミルクティーが私の頬にあたる。
「えっ、あっ…池田さん…。」
「びっくりしたわー
まさか司会のところにおるなんて思わんかったもん。」
私がミルクティーを受け取ると
池田さんは笑いながら隣に座った。
「服着替えてないんですか？」
「うん、すぐ来るかなって思ってさ。待ってた。」
見た目が女の子なのに
なんで本当…こんなにドキドキするんだろ。
「服ピッタリですね！」
「Aさんが選んでくれたから
自信満々でコントできたわ」
「女の私より可愛くなるのはずるいですよ？」
ミルクティーに口をつけながら彼を見る。
「俺よりAさんのが可愛いよ？」
「ふふ、そんな見た目で言われても説得力ないですよ？」
そう言うと付けてたウィッグを外して
「またそんなこという…俺も男やで？」
「ボーイッシュな女の子に見えます…」
意地悪してそう言う。
「ふーん…」
ゆっくりだけど、徐々に顔が近づいてくる。
心臓が破裂しそう…。
「逃げへんの？」
「えっ…？」
「このままやと俺、唇奪うで？」
見た目と反して
男性の大きな手が私の顎を優しく掴んだ
「あ…の…。」
飲み物を飲んだはずなのに
喉が渇く。
「なんてね、ドキドキした？」
すっと離れて笑う彼。
恥ずかしさで顔が赤くなる。
「もう！なんなんですか！」
「Aさんが意地悪言うからやん、
仕返しー！」
「もうっ！」
「はは、怒らんといてよー」
「…ドキドキした時間返してください！」
「ドキドキしてくれたんや？」
「っ…はい。」
「あのさ、ちょっと話したいことあるんやけど…
Aさんが仕事終わるの待っててもいい？」
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木葉林檎(プロフ) - Mさん» ページ数が50までなので、もし書くとしたらページ数が足りなさそうなので次のシリーズの最初に書かせていただきますm(_ _)mよろしくお願いします！ (2023年3月13日 1時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» こんばんわ、今別の作品を書いていますのでそちらが終わり次第書かせていただきますね(^^) (2023年3月12日 21時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - 再び失礼します！学パロで、リリーさんは有名な不良で幼馴染が他校の人に拉致され大人数に待ち伏せされ勝つが、自身も重傷で倒れ彼女に支えられ帰宅し、手当をしながら罪悪感で泣く幼馴染をリリーさんが慰め告白し付き合うみたいなお話お願いします！ (2023年3月12日 20時) (レス) id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» いえいえ、リクエストに添えられていたなら幸いですがイメージと違ったならすみません^^;またよろしくお願いします(^^) (2023年3月12日 11時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - リクエスト応えて頂きありがとうございます！！長編にして頂けて嬉しいです！！ (2023年3月12日 9時) (レス) @page35 id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年3月1日 15時
