#4 ページ42
意地悪な笑顔。
ビクともしない体。
「仕掛けてきたんはそっちやからな？」
いつの間にか元の彼に戻り
私はいつも通り彼に沢山いじめられた。
─────────────────────
「こんなはずじゃなかったのに…」
お風呂に浸かりながら独り言を言う。
「なんやねん？満足いかんかったんか？」
シャワーしながら彼が返事する。
聞こえてないと思ったのに…。
「そうじゃないけど…」
ブクブクと口をお湯につける。
「はあ、シャワーつこたらスッキリしたわ
そんな二日酔いならんで良かった。」
彼が湯船に入ってきた。
「こっちおいで？」
彼に言われて背中を彼にくっつける。
「昨日はありがとうな。」
「ううん、私の事呼んでくれてありがとう…。
何か信頼されてるようで嬉しかったよ。」
「恥ずかしいとこ見られて嫌われたかと思ったわ。」
「私がゆずるくんのこと嫌いになるわけないじゃん。」
「まあ、朝から襲われるとは思わんかったけどな」
「結果、襲われたんですけどね…」
「俺に勝てると思わんことやな。」
「意地悪…」
ケタケタ笑う彼。
後ろで抱きしめられてて表情は見えないけど
私の大好きな顔で笑ってるのは予想が着く。
「ねぇ…？」
「ん？」
「お願いがあるんだけど…」
「どないしたん？」
「嫌じゃなかったら、私ゆずるくんと一緒に住みたい。」
黙ってしまう彼。
不安になって嘘だよ、って言うか迷う。
「そやな…その方がええかもな。
ここは少し狭いから俺の部屋においで？」
「ほんとに…？」
「俺も帰ってきて、ただいまって言うてくれる人
そろそろ欲しかったし」
彼の体から離れて彼の顔を見る。
「顔赤いよ？」
「照れた顔みんなや！」
私は彼にお湯をかけられた。
「ぶっ、ちょっとー…！」
「先風呂出るから、そのあと2人で今後のこと話し合お？」
「うん…」
彼がお風呂から出たあとも
幸せすぎて
私は暫く動けなくなった。
これから先もずっと彼を支えてあげたい。
だって大好きな彼だから。
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木葉林檎(プロフ) - Mさん» ページ数が50までなので、もし書くとしたらページ数が足りなさそうなので次のシリーズの最初に書かせていただきますm(_ _)mよろしくお願いします！ (2023年3月13日 1時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» こんばんわ、今別の作品を書いていますのでそちらが終わり次第書かせていただきますね(^^) (2023年3月12日 21時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - 再び失礼します！学パロで、リリーさんは有名な不良で幼馴染が他校の人に拉致され大人数に待ち伏せされ勝つが、自身も重傷で倒れ彼女に支えられ帰宅し、手当をしながら罪悪感で泣く幼馴染をリリーさんが慰め告白し付き合うみたいなお話お願いします！ (2023年3月12日 20時) (レス) id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» いえいえ、リクエストに添えられていたなら幸いですがイメージと違ったならすみません^^;またよろしくお願いします(^^) (2023年3月12日 11時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - リクエスト応えて頂きありがとうございます！！長編にして頂けて嬉しいです！！ (2023年3月12日 9時) (レス) @page35 id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年3月1日 15時
