#2 ページ40
「起きてー…帰るよー？？」
私が声をかけると
机で寝てた彼がゆっくり起きてこっちを見てくる。
「あーAー。
こいつらほんま凄いねん……」
酔ってヘラヘラ笑いながらまた机に顔をうずめる。
「ホントだね、優勝嬉しかったね。」
自分の事のように喜んだ姿が思い浮かぶ
「これから2人も忙しくなるだろうから
今日はもう帰ろうね？」
「えー…いやや…もっと一緒に…」
まるで子供のように駄々をこねる。
「ごめんなさい…もし良かったら
タクシー乗り場まで連れて行って貰えませんか？？」
一人で何とかしようと考えたけど
流石にお店からは女ひとりで彼を運ぶのは厳しいと思って
お願いすることにした。
「それは全然大丈夫ですっ！」
「じゃあお店の前にタクシー呼びますね？」
1度、2人にこの場は任せて
とりあえず彼が恥をかかないように
こっそりお会計をすまし
スムーズにお店から出れるように少しでも配慮しておく。
「すみません、少し席を外してしまって…」
「いえ、大丈夫です。」
「あっ、タクシーそろそろ来そうです、運びますね。」
2人がかりで酔った彼を外に出す
そして私が先に乗り彼がその後乗せられた。
「すみません、ありがとうございます！」
「いえ、こちらこそすみません！」
「河井さんのことよろしくお願いします！」
タクシーが走り出し後ろを見ると
タクシーが見えなくなるまで
2人はずっと頭を下げてくれていた。
「ゆずるくん…？良い後輩を持ったね。」
彼のサラサラの髪に触れる
運転手さんには私のマンションの住所を伝えて
私は彼を自分の家に連れて帰った。
──────────────────
「よいしょ、よいしょ！あと少し…頑張って！」
自分の部屋の鍵を開け彼を何とか運び込んだ。
運転手さんが優しい人でマンションのオートロックの所まで手伝ってくれた。
ベットに運んでそこに彼を寝かせる。
「ふぅ……明日土曜日で良かったー…」
彼が風邪をひかないように布団をかける。
「おやすみなさい…」
すやすや眠る彼を見て
私はソファーで眠った。
翌朝、寝心地の悪さに目が覚める。
「んんっ…そっかソファーで寝たんだっけ…」
ベットを見ると彼はまだ眠ってるようだ。
ゆっくりと起き上がり
彼のために朝食を作る。
もしかしたら二日酔いで食べれないかもしれないので
お粥にした。
「うーん…頭痛っ……」
「ふふ、おはよ。」
私は目覚めた彼の方見た。
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木葉林檎(プロフ) - Mさん» ページ数が50までなので、もし書くとしたらページ数が足りなさそうなので次のシリーズの最初に書かせていただきますm(_ _)mよろしくお願いします！ (2023年3月13日 1時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» こんばんわ、今別の作品を書いていますのでそちらが終わり次第書かせていただきますね(^^) (2023年3月12日 21時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - 再び失礼します！学パロで、リリーさんは有名な不良で幼馴染が他校の人に拉致され大人数に待ち伏せされ勝つが、自身も重傷で倒れ彼女に支えられ帰宅し、手当をしながら罪悪感で泣く幼馴染をリリーさんが慰め告白し付き合うみたいなお話お願いします！ (2023年3月12日 20時) (レス) id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» いえいえ、リクエストに添えられていたなら幸いですがイメージと違ったならすみません^^;またよろしくお願いします(^^) (2023年3月12日 11時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - リクエスト応えて頂きありがとうございます！！長編にして頂けて嬉しいです！！ (2023年3月12日 9時) (レス) @page35 id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年3月1日 15時
