#9 ページ37
その夜は本当に溶けしてまいそうなぐらい
彼はたくさん私を愛してくれた。
次の日の朝、彼は私より先に起きて
誰かに電話をしているようだった。
起きた私を見て
「ごめん、起こした？」
っと小さく聞いてくれる。
「ううん、勝手に起きただけだよ」
小さくそういうと彼は少し笑って
また電話の相手と話し出した。
数十分後、ようやく電話が終わり
私の元に戻ってきた。
「ごめん、昨日のことでマネージャーと話してた…
ちょっと今日早めに家、出なあかんわ…
あと今日も遅くなりそう…」
「うん。わかった、大丈夫だよ。
私も今日は仕事だから終わったら連絡する」
「うん。
あ、ごめん。ちょっとAのスマホ見せてもらえる？」
「うん…？」
「昨日、Aのスマホに来てた
大量のメールも写真撮ってマネージャーに見せるわ。」
手際よく証拠を抑える。
「そういえば昨日勝手にスマホ見てしまったのと
勝手にブロックさせてもらったこと
ちゃんと言うの忘れてた…ごめん。」
「うん、大丈夫だよ。」
「俺のも見る？」
「ふふ、信じてるから見なくていい。」
「本間に？なんかしてるかもよ？」
意地悪な顔して笑う
「よくよく考えたら最近まっすぐ帰ってきてくれるし
飲みに行くってなったら
ちゃんと連絡くれるし
理想の彼氏だよ、将企は！」
「そうやろ？最近はA一筋やったからな
わかってくれたならそれで十分。
よし、じゃあ行ってくるわ。」
笑顔で私を抱きしめてくれた。
だから私も笑顔で彼を見届ける。
「行ってらっしゃい！」
昨日は出来なかったけど
今日は玄関まで見送ることが出来た。
そのあと、色んな人が動いてくれたようで
後日、彼から聞いたのは
アイドルの子と、今後一切仕事の共演は無し。
そして警察には、私達に少しでも近付かないよう
接近禁止命令を下されたようだ。
当たり前だが、
問題のCMは上映されることはなくなり
代わりの女性と撮り直したと聞いた。
そして私たちはと言うと……
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木葉林檎(プロフ) - Mさん» ページ数が50までなので、もし書くとしたらページ数が足りなさそうなので次のシリーズの最初に書かせていただきますm(_ _)mよろしくお願いします！ (2023年3月13日 1時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» こんばんわ、今別の作品を書いていますのでそちらが終わり次第書かせていただきますね(^^) (2023年3月12日 21時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - 再び失礼します！学パロで、リリーさんは有名な不良で幼馴染が他校の人に拉致され大人数に待ち伏せされ勝つが、自身も重傷で倒れ彼女に支えられ帰宅し、手当をしながら罪悪感で泣く幼馴染をリリーさんが慰め告白し付き合うみたいなお話お願いします！ (2023年3月12日 20時) (レス) id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» いえいえ、リクエストに添えられていたなら幸いですがイメージと違ったならすみません^^;またよろしくお願いします(^^) (2023年3月12日 11時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - リクエスト応えて頂きありがとうございます！！長編にして頂けて嬉しいです！！ (2023年3月12日 9時) (レス) @page35 id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年3月1日 15時
