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「もう遅いし、さっさと帰りや。」
「はい、じゃあまた！」
嬉しそうにハシャギながらその場から離れて行く。
取り残された私たち。
ふと、彼を見る
「助けてくれてありがとう……。」
「なにしてるん…？こんな所で」
少し怒っている彼から私は目を逸らす。
「危ないやん。1人で…
こんな治安の悪い公園なんか来たら…」
「ごめんなさい…」
「めっちゃ心配した。」
腕を引っ張られてそのまま抱き締められる。
「将企はもう帰ってこんと思って…」
「そんなわけないなん。家帰ろ…？」
私は静かに頷いた。
手を繋ぎながら
マンションに着くまでお互い何も言わずに歩いた。
扉を開けて玄関に入った瞬間、再び彼に強く抱きしめられる。
こんな姿を見た事なくて少し戸惑う。
「どうしたの……？」
「いなくなったんじゃないかって思って怖かった…」
その言葉を聞いてさっきまで
どうでも良くなっていたはずの感情が
ぶぁっと溢れ出して涙が溢れてくる。
「私もすごく怖かったっ……」
「ごめん。でも朝の写真は違うから…
話をちゃんと聞いて欲しい。」
「うんっ…」
1度部屋に入りソファーに座りながら
彼から話を聞かされて録音の音声も聞いて
アイドルの女の子がストーカーになって
彼にした嫌がらせだと知って
私は彼に全力で謝った。
そして彼も怖い目に遭わせて悪かったと
今までの行いのせいだと言って謝ってきた。
「これからはもっと将企のこと信じる……」
「うん。ありがとう……。」
「これからは感情的にならんと話もちゃんと聞く……。」
「俺はもうAだけしか見てないから
安心して欲しい……。
それでも不安に感じるなら公表してもええよ。」
「そんなことして大丈夫なん…？」
「問題ないよ。
Aが1番大事やって
今回の件でよくわかったから。」
髪を撫でて優しく抱きしめてくれる。
「それは任せる。もう信用してるから。
なあ、それより…」
「ん？」
「今日、めちゃくちゃに愛して欲しい…。」
自分から言っておいて急に恥ずかしくなり彼の胸に顔を埋める
「ええよ、こっち向いて？」
「んっ……」
今までにないぐらい優しくキスをされる。
「電気消す？」
「消したくないんやろ？」
「うん。」
「ええよ、つけてて」
本間に？って嬉しそうに言ったあと
私をお姫様抱っこでベットまで連れていってくれた。
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木葉林檎(プロフ) - Mさん» ページ数が50までなので、もし書くとしたらページ数が足りなさそうなので次のシリーズの最初に書かせていただきますm(_ _)mよろしくお願いします！ (2023年3月13日 1時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» こんばんわ、今別の作品を書いていますのでそちらが終わり次第書かせていただきますね(^^) (2023年3月12日 21時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - 再び失礼します！学パロで、リリーさんは有名な不良で幼馴染が他校の人に拉致され大人数に待ち伏せされ勝つが、自身も重傷で倒れ彼女に支えられ帰宅し、手当をしながら罪悪感で泣く幼馴染をリリーさんが慰め告白し付き合うみたいなお話お願いします！ (2023年3月12日 20時) (レス) id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» いえいえ、リクエストに添えられていたなら幸いですがイメージと違ったならすみません^^;またよろしくお願いします(^^) (2023年3月12日 11時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - リクエスト応えて頂きありがとうございます！！長編にして頂けて嬉しいです！！ (2023年3月12日 9時) (レス) @page35 id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年3月1日 15時
