#6 ページ24
やっぱ目立つかー…
無駄に鏡でもう1回見る。
「そんなん言われてもなあ…」
今更冷やしても仕方ないだろうし…
「はあ…」
深いため息を吐きながら
スマホで目の腫れの治し方っと調べていると
目の前のエレベーターが開いた。
「おつかれー」
「あ、お疲れ様です。
昨日はご馳走様でした！」
基本、川西さんは私を見ずに挨拶だけ済まして通り過ぎる。
だから私はとりあえずお辞儀をして挨拶をした。
案の定、ええよーまた行こなーっと返事だけをして通り過ぎて行った。
「よかったー…」
こんな顔見られなくてホッとしてベンチに座り直すと…
「どないしたん！？その顔！」
「えっ！？いや、水田さんなんでおるん！？」
安心したのもつかの間、水田さんもどうやら
同じエレベーターにいたようで
川西さんに見られたくない一心で、水田さんのことを見落としていた。
「めばちこです！」
「昨日何もなってなかったのに両目ともなるわけないやろ！」
鋭いツッコミを入れて水田さんは顔を近づけてくる。
私は思わず手で隠した。
「いや、ホンマです。うつったらあかんからあんまり近くで見んといて下さい！」
水田さんは自分の荷物を地面に置き
私の手を掴んで顔をのぞきこんでくる。
「いや、ほんま…やめて…」
「ええから…見せて！」
力でかなうはずもなく私は顔を見られてしまった。
「恥ずかしいから見られたくなかったのに…」
えへへ、と下手な笑顔を作る。
「誰に泣かされたん？」
「昨日、恋愛映画見て…」
「賢志郎か…？」
「ちゃいますって…ほんまに一人で家で…」
「昨日、飲みに行ったんやろ…？
何があったか聞いてくるわ。」
「ちょ、待って！」
荷物も持たず怒りのまま歩き出す水田さんを慌てて止める。
「ホンマに、何もされてませんから！」
止めようとしても力いっぱい振りほどかれてしまう。
「レオ！とめて！！」
周りにほかの芸人さんがいてもなりふり構わず
水田さんは川西さんのところに向かうと
そのまま胸ぐらを掴んだ。
「おい、Aちゃんに何してん!!」
「落ち着きましょ…！」
慌てて二人の間に入ってレオが止めてくれる。
「俺はなんもしてへんよ、」
「何もしてへんねんやったら
なんでこんなに目腫らしてんねん!!」
周りも驚いて止める人や、ただ唖然と見てる人
その場から離れる人がいる。
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木葉林檎(プロフ) - Mさん» ページ数が50までなので、もし書くとしたらページ数が足りなさそうなので次のシリーズの最初に書かせていただきますm(_ _)mよろしくお願いします！ (2023年3月13日 1時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» こんばんわ、今別の作品を書いていますのでそちらが終わり次第書かせていただきますね(^^) (2023年3月12日 21時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - 再び失礼します！学パロで、リリーさんは有名な不良で幼馴染が他校の人に拉致され大人数に待ち伏せされ勝つが、自身も重傷で倒れ彼女に支えられ帰宅し、手当をしながら罪悪感で泣く幼馴染をリリーさんが慰め告白し付き合うみたいなお話お願いします！ (2023年3月12日 20時) (レス) id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - Mさん» いえいえ、リクエストに添えられていたなら幸いですがイメージと違ったならすみません^^;またよろしくお願いします(^^) (2023年3月12日 11時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
M - リクエスト応えて頂きありがとうございます！！長編にして頂けて嬉しいです！！ (2023年3月12日 9時) (レス) @page35 id: a07b54dd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年3月1日 15時
