#3 ページ31
何が起きたのか分からない。
だけど気付けば私は真っ白な部屋にいて
沢山の管が体に巻きついている感覚がした。
�爐垢澆泙擦鶚瓩叛爾鮟个靴討襪弔發蠅�全く出ない。
私…どうしちゃったんだろう…。
しばらくの間、動けずにじっとする事にした。
すると相方が私のベットにやってきたことに気付く。
「A……。」
何でそんなに目が腫れてるの？
泣いていたのだろうか…。
手を伸ばし大丈夫だよと安心させて上げたいのに
腕が上がらない。
「くるまくん呼んだからね…？」
何で彼を呼ぶのだろうか？
忙しいのに迷惑かけたくないな…。
「……っごめんね。
もっと早くあの時に病院に無理にでも連れて行っとけばよかった…！！」
相方はそう言って泣き出してしまう。
なんで泣いてるのかもわからない。
今の私がどんな風になってるのかもわからない。
わからないことだらけだ…。
＊＊＊
「A…！」
この声を知っている。
とても大好きな愛おしい彼の声だ。
私は目だけを動かして彼を見てた。
「……っ…ごめん、ちょっと待ってくれ…。」
そう言って病室から出ていってしまう。
どうやら彼以外にも相方のケムリ君も来てくれてたみたいだ。
気付けば病室に1人になっていた。
何の説明も私はまだ受けていない。
家族はさっき来てくれて
みんな同じような反応をするだけだ。
暫くすると彼は戻ってきて
静かに近くにあったパイプ椅子を私の横に置き座った。
「A…？遅くなってごめんな？」
おそらく彼は私の手を握ってくれている。
「みんなから話聞いたよ。
先生が説明してくれると思うんだけど……
俺の口から聞いた話をさせてもらっていいかな…？」
何故そんなに苦しそうな顔するの？
「俺自身も…受け入れるために……
ちゃんと俺の口で説明させて…？」
途切れ途切れの言葉で彼は私に話をする。
全て理解出来た訳では無いけれど
どうやら私は脳に異状がおきて
こうなっちゃったみたいだ。
他人事のように感じるのは
今はまだ自分自身で信じられてないからだと思う。
「ごめん…ちょっと…」
彼はそう言ってまた席を外した。
そっか…私もう動けないし漫才もできないんだね。
ご飯食べてないから目眩してた訳じゃないんだ。
そっか…。
余命宣告をされるよりもずっと辛い未来が私を待っていた。
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木葉林檎(プロフ) - Kuraさん» 遅くなりすみませんm(*_ _)mこちらこそリクエストいただけてありがとうございました！ (3月4日 6時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
Kura(プロフ) - リクエストありがとうございました！とっても素敵なお話でキュンキュンしました💕 (2月8日 21時) (レス) id: 1c73b17f59 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - そらさん» ありがとうございますm(*_ _)m今後ともよろしくお願いします(*^^*) (1月29日 16時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - リクエスト書いて頂きありがとうございました。最高で､素敵なお話でした。忙しいとは思いますがこれからもお話楽しみにしています。🙇🏻♀️ (1月27日 22時) (レス) id: 794dd15670 (このIDを非表示/違反報告)
あす(プロフ) - 木葉林檎さん» 大変申し訳ございませんでした。再開された際もしよければお願いいたします。 (1月21日 8時) (レス) id: 1458cfae01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年12月29日 2時
