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〈T.side〉
自分がやりたいと思ってる仕事に就く事が出来て
その上、最近はその仕事もうまく行き
極めつけに可愛い彼女までいる。
順風満帆な俺の人生はこのまま進んでいくと思っていた。
ある日、朝の情報番組にゲストで呼ばれて
俺とケムリと一緒に楽屋で自分達の出番が来るまで話をしていた。
「最近、Aちゃんとどうなの？
ちゃんと連絡とってる？」
「別にケムに心配してもらわなくても
お互い上手くいってるよ。
時間あったら会いに行ってるし」
俺はスマホを弄りながらそう答えた。
付き合って半年。
半年だと短い気もするけれど
同期で友達期間を含めると割と長い付き合いだ。
彼女は俺とは違い割と何でも溜め込んでしまうクセがあるからそこだけは心配だったりする。
それでも何かあれば1番に俺に話してくれるから
頼られてるんだなって感じる。
楽屋の扉が叩かれてスタッフさんが
「準備の方をお願いします。」そう声を掛けられた。
俺たちは笑顔で返事を返して立ち上がる。
触ってたスマホを鞄にしまいスタジオへと向かったのだった。
＊＊＊
収録も終わり自分たちの楽屋に戻る。
次は夕方頃に雑誌の撮影がある。
それまで時間はあるし動画の撮影でもしようって話をしていた。
相方は先にタバコを吸いに行ったから
俺は楽屋で服を着替えて
スマホを触って待っていようと考えていた。
スマホを取り出すと彼女の相方から連絡があった。
珍しい…。
別に同期だから連絡先を交換したに過ぎない。
そんな関係だ。
だけど俺とAが付き合ってることを知っているのは
相方だから一応知っているわけで……。
俺はメッセージで【どうしたー？】と送ってみた。
するとすぐに着信がなる。
「もしもし？どうしたー？」
俺が返事をすると何故かホノカは涙声で肩で息をしてる様な話し方で声を出す。
その様子で俺は変な汗が一気に溢れた。
「…ホノカちゃん？」
『…っ、ごめんね……？落ち着いて聞いてね…？
Aが倒れて今病院にいるの…。
それでね、』
俺は知らない間にカバンを手に取って楽屋から飛び出していた。
楽屋に戻ってきた相方が驚いて俺とぶつかりそうになる。
「え、なに！？」
「Aが…っ！」
「Aちゃんがどうしたの？」
「病院に…！！」
それだけ伝えると相方が俺に落ち着くように肩を掴んで止めて来る。
「俺も行くから少し待って！」
正直待っていられなかったけど
荷物だけ持って衣装のまま相方はついて来てくれたのだった。
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木葉林檎(プロフ) - Kuraさん» 遅くなりすみませんm(*_ _)mこちらこそリクエストいただけてありがとうございました！ (3月4日 6時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
Kura(プロフ) - リクエストありがとうございました！とっても素敵なお話でキュンキュンしました💕 (2月8日 21時) (レス) id: 1c73b17f59 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - そらさん» ありがとうございますm(*_ _)m今後ともよろしくお願いします(*^^*) (1月29日 16時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - リクエスト書いて頂きありがとうございました。最高で､素敵なお話でした。忙しいとは思いますがこれからもお話楽しみにしています。🙇🏻♀️ (1月27日 22時) (レス) id: 794dd15670 (このIDを非表示/違反報告)
あす(プロフ) - 木葉林檎さん» 大変申し訳ございませんでした。再開された際もしよければお願いいたします。 (1月21日 8時) (レス) id: 1458cfae01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年12月29日 2時
