Reiwaroman.t#1(リクエスト作品) ページ29
【※こちらの話は夢主が亡くなります。
苦手な方はご注意ください。】
──────────
彼とは同期で付き合い初めて半年になる。
私はまだまだ劇場でしか仕事はしてないけれど
彼は優秀だから、もうテレビにまで出ている。
だからこそ無名の私が彼と付き合ってることを
皆知らないし、私も彼の足を引っ張りたくないから誰にも言ってない。
彼は別に言っても良いじゃんとは言ってくれているが
私が首を縦に振ることは無かった。
「おはようございます。」
今日も劇場で漫才をする。
私はみんなに挨拶をしながら自分の出番を待っていた。
いつも通りの日常なのだが
私の目はかすみ急に目眩がしてその場を立ってられなくなった。
誰にもバレないように
ゆっくりとその場でしゃがみ込む。
最近体の調子が悪い。
だけどそれは売れてない芸人だからこそ
そんなにちゃんとご飯を食べてないからだと思う。
病院に行くのも勿体ない気がして私は1人耐えていた。
「A？」
すると後ろから声をかけられる。
どうやら相方のホノカに見られてしまったらしい。
「あ、おはよう。」
「おはよう…大丈夫？何か顔色悪いけど。」
心配かけたくない私はすぐに起き上がって
「うん、大丈夫！
ちょっと目眩しただけだから！」とすぐに笑顔を見せた。
「あんま無理しないでよ？」
「大丈夫だよっ！」
私は笑顔で返事を返す。
相方の背中を押して私たちは自分たちの出番が来るまで一緒にいたのだった。
＊＊＊
朝。
体の力が入らず起きれない。
でも暫くするといつものように動ける様になって
「なんだろ…風邪かな？」とそう思い、
私は冷蔵庫に保管してる風邪薬を取り出して2錠水と一緒に飲み込んだ。
「今日は劇場で仕事したあと…コンビニでバイトして……」
ぼんやりとする頭で今日のスケジュールを思い出す。
そして外へ出る準備をして私は劇場へと向かった。
いつも通りの日常を過ごす。
そしていつも通り今日も一日過ぎていく。
そう思っていたのに
私は何故か劇場に着く前にプツンとテレビの電源が切れたように目の前が真っ暗になった。
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木葉林檎(プロフ) - Kuraさん» 遅くなりすみませんm(*_ _)mこちらこそリクエストいただけてありがとうございました！ (3月4日 6時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
Kura(プロフ) - リクエストありがとうございました！とっても素敵なお話でキュンキュンしました💕 (2月8日 21時) (レス) id: 1c73b17f59 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - そらさん» ありがとうございますm(*_ _)m今後ともよろしくお願いします(*^^*) (1月29日 16時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - リクエスト書いて頂きありがとうございました。最高で､素敵なお話でした。忙しいとは思いますがこれからもお話楽しみにしています。🙇🏻♀️ (1月27日 22時) (レス) id: 794dd15670 (このIDを非表示/違反報告)
あす(プロフ) - 木葉林檎さん» 大変申し訳ございませんでした。再開された際もしよければお願いいたします。 (1月21日 8時) (レス) id: 1458cfae01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年12月29日 2時
