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「次の授業は何限目ですか？」
「えっと…次は4限目ですね。
辻先生は？」
「俺は次ですね。」
「次もサッカーですか？」
「…さっきの授業見てたんですね？」
彼がそう言って笑うから私は小さく「あっ…」と、声を漏らした。
「ちゃんと自分の仕事に集中しないと……」
「すみません…。」
「A先生？隣座ってください。」
私は彼の隣に行き椅子を出して座った。
「今から説教ですか…？」
私がそう聞くと彼は優しく笑う。
「A先生は俺に怒られたいと…？」
「怒られたくはないです…。」
「なるほど…」
私が掛けているメガネをゆっくり外されて視界がぼやける。
「A…？」
急に名前を呼ばれて私は戸惑いながら彼のシルエットを見つめる。
「俺のこと好き？」
「辻先生…？」
「今は二人きりやねんから名前で呼んでや…。」
2人きりの時にしか出してこない関西弁で彼は私に話しかけてくる。
「皓平の事しか見えないぐらい好きだよ…？」
私がそう答えると彼は大きな手で私の頬を両手で包んできた。
「…キスしてもええ？」
「誰かに見られたらどうするの…？」
「授業中やねんから誰も来ーへんよ、」
「でも……」
「嫌…？」
私は首を横に振る。
それを確認した彼に唇を塞がれ
唇が離れた瞬間の顔だけは眼鏡をかけてなくてもよく見えた。
凄く色っぽい表情で私の胸は鼓動を早める。
「ダメだよ…もっとして欲しくなっちゃうから…。」
「何それ…誘ってんの？」
彼は笑いながら私を引っ張ってくる。
座ってた椅子から私は離れて彼の膝の上に正面から座らされる。
向かい合わせになって彼の顔がハッキリ見えると恥ずかしさとドキドキで
それだけで頭が真っ白になりそうだった。
「ちゃんと入って来るとき鍵かけたし
それにこの教室は廊下の窓、全部すりガラスで中見えへんやろ…？」
悪戯っぽく笑う彼に私は拒否出来ない。
「授業もまだあと10分残ってるし…
もう少しこのままAに触れてたい……。」
彼が私の首筋を甘噛みしてくる。
「んっ…」と声を漏らすと
「でも最後までせえへん。
続きはAの家でする…。」
そう言って微笑みかけられる。
「わかった、じゃあ今日は夜も一緒にいてね…？」
「もちろん。」
チャイムが鳴り響くまでの少しの時間、
生徒にも他の先生にもバレないように秘密の時間を過ごすのであった。
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木葉林檎(プロフ) - Kuraさん» 遅くなりすみませんm(*_ _)mこちらこそリクエストいただけてありがとうございました！ (3月4日 6時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
Kura(プロフ) - リクエストありがとうございました！とっても素敵なお話でキュンキュンしました💕 (2月8日 21時) (レス) id: 1c73b17f59 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - そらさん» ありがとうございますm(*_ _)m今後ともよろしくお願いします(*^^*) (1月29日 16時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - リクエスト書いて頂きありがとうございました。最高で､素敵なお話でした。忙しいとは思いますがこれからもお話楽しみにしています。🙇🏻♀️ (1月27日 22時) (レス) id: 794dd15670 (このIDを非表示/違反報告)
あす(プロフ) - 木葉林檎さん» 大変申し訳ございませんでした。再開された際もしよければお願いいたします。 (1月21日 8時) (レス) id: 1458cfae01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年12月29日 2時
