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園内の中へ入ると、まるで子供の時のようにテンションが上がってしまう。
「何乗ります…！？」
ヒカリは一応、私に言われた通り頑張ってテンションを抑えているようだった。
「ヒカリちゃんだっけ…？」
ヤス君が私にだけ聞こえるように話し掛けてくる
「本当になかるてぃんのこと好きなんだね、
遊園地とかドンピシャに、なかるてぃん好みだし…」
「へぇー…そうなんだ。」
私とヤス君は2人の少し後ろを静かについて行く。
「ヤス君の手…今日冷たいね？
外で沢山待たせてた？」
「いや、そんなことないよ。
いつも俺の手温かい？」
「うん…温めてあげる…！」
私が手に息を吹きかけてると
彼は何故か笑いが止まらなくなったようだ。
「なによー？」
「いや…可愛すぎんだろ…。」
私の頭をわしゃわしゃと撫でてくる。
「もー！髪の毛セットしてきたのにぃ！」
「いやいや、Aが可愛すぎんのが悪いから！」
私達が2人でそんな会話をしていると前にいた2人が
「置いていくよー！」と言ってくる。
少し早歩きで前の2人を私達は追いかけた。
＊＊＊
平日ということもあって
有名なテーマパークと違って待ち時間なんて無く
スムーズに乗り物が乗れる。
ヒカリと中野さんは絶叫マシンに乗って凄く楽しそうにしているが
彼は少ししんどそうにしている。
「ねぇ、2人であのいちばん怖そうなやつ乗ってきたらどうかな？
私とヤス君はちょっとベンチで休んどくからさ…！」
「え、どうしたの？体調悪い？」
「うん。ちょっと乗り物酔い…
だけどすぐに治ると思うから…！」
私がそう伝えると2人で園内最恐マシーンに向かって行った。
「ごめん…気を使わせて…。」
彼はベンチに座って深呼吸をする。
「ううん。最初から飛ばしすぎたら
私も疲れちゃうから…。
自販機でお茶買ってくるね？」
彼から離れようとした時、腕を掴まれる。
「どうしたの？お水がいい？」
「ううん。そうじゃなくて…
隣座って肩貸して？」
「え、そんな具合悪い？？」
「ううん…。今のうち少しでも、Aにくっつきたい」
私は笑いながらも彼の横に座った。
「髪触れても良い…？」
私がそう聞くと「うん」と返事が返ってきた。
優しく頭を撫でる。
堪らなく愛おしくて…
最初は彼が私のことを好きになってくれたけど…
今じゃ私の方が彼のこと大好きなんじゃないかと思う。
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木葉林檎(プロフ) - capoeiraさん» いえ、こちらこそ楽しく書かせていただけました(*ˊ˘ˋ*)長くなってしまってすみません(￣▽￣;)またよろしくお願いします(＞人＜;) (12月29日 14時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
capoeira - 木葉さんこんにちは！リクエストを叶えていただきありがとうございました！毎回キュンキュンさせてもらってます！リクエスト内容、申し訳なかったです🙇🏻♀️🙇🏻♀️これからも楽しみにしてます！ (12月29日 12時) (レス) id: 7e00ae5964 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - そらさん» 少しお待ちいただくと思います、よろしくお願いします(*ˊ˘ˋ*) (12月27日 22時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - コメント失礼します。リクエストで又死ネタなんですが、令和ロマンのくるまさんで同期の夢主と付き合って一年の時に夢主が急に病気で亡くなってしまって数年後にM1で優勝した時に夢主が近くに居ておめでとうと言ってるように感じたお話を出来ればお願いします。 (12月26日 7時) (レス) id: 794dd15670 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - ばたこさん» コメントありがとうございます♪優勝して波に乗ってますよね(*ˊ˘ˋ*)少しリクエストが溜まっているので少し遅くなりますが必ず書かせてもらいますのでお待ちくださいm(_ _)m (12月25日 23時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年12月8日 0時
