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「話しかけられてもどうしたら良いかわからなくて
無視しちゃうことあるだよね…
後輩としても人もしても最悪だけどさ…
そしたらいつも心配して怒ってる？って聞かれて…」
「ホント最悪じゃん。」
サユリは大きく口を開けて笑ってくる。
「もう、こっちは真剣なんだよ…？」
「ごめんごめん、伊藤さんは？」
「伊藤さん静かだから普段話さないよ。
まあ、話そうと思えば伊藤さんの方が自然に話せるけど……。」
「ふーん。じゃあ、そこから仲良くなれば？
徐々に身内から懐に入る作戦！」
「そんなことしたくないよ…。
それに以前は普通に話せたし
その時に番号も交換したんだけど…
好きになったら最後……普段はどんな態度だったのかも、もう思い出せないよ。」
「でも私が見た感じ国崎さんもAのこと
何となくだけど…可愛い後輩だから話しかけてる様に見えるけどなー…？
まだ嫌われたわけじゃないし頑張りなよ？」
「うん…。次会った時、もう少し愛想良くしてみる。」
そう心に決めたものの…
結局…仕事が一緒になった時、私はまた難しい顔をしていた。
「え？また機嫌悪い？」
いつも通りに顔を覗き込んで私に声をかけてくれる。
ケータリングを取りに行くといつもタイミングよく彼と出くわすのだ。
「…いえ……」
毎回、顔を覗き込んでくるのやめて欲しい。
心臓が口から飛び出そうになるから。
「今日の収録一緒だし頑張ろうね？」
「はい…。」
「やっぱ怒ってる？」
「怒ってないです…！」
「ははっ、眉間にシワがあるけど？」
彼はそう言って私の眉間にそっと触れてくる。
はうわッ！という謎の声が出るのをグッと飲み込み
私はその代わりに手をパシッと叩いてしまった。
「触らないで下さい…」
私は可愛くない言葉を吐き捨て
自分の楽屋に戻ってきてしまう。
そして最悪だと自己嫌悪に苛まれる。
「何やってんだよ…！」
独り言を呟いて落ち込んでいると
そんな私を見て相方のコンドウは不思議な顔をして見てきた。
「どした？」
私は「別に…」と、だけ言って収録が始まるまで
1人で落ち込んでいた。
＊＊＊
収録が終わり気分も落ちてた私は
サユリを誘うが今日は忙しいと断られてしまった。
仕方が無いのでテレビ局の近くにある居酒屋へ
一人で行くことに。
サッと一人で飲んで一人で酔っ払って帰ろう…。
今日も反省会だ。
そう思っていたのだが……。
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木葉林檎(プロフ) - capoeiraさん» いえ、こちらこそ楽しく書かせていただけました(*ˊ˘ˋ*)長くなってしまってすみません(￣▽￣;)またよろしくお願いします(＞人＜;) (12月29日 14時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
capoeira - 木葉さんこんにちは！リクエストを叶えていただきありがとうございました！毎回キュンキュンさせてもらってます！リクエスト内容、申し訳なかったです🙇🏻♀️🙇🏻♀️これからも楽しみにしてます！ (12月29日 12時) (レス) id: 7e00ae5964 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - そらさん» 少しお待ちいただくと思います、よろしくお願いします(*ˊ˘ˋ*) (12月27日 22時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - コメント失礼します。リクエストで又死ネタなんですが、令和ロマンのくるまさんで同期の夢主と付き合って一年の時に夢主が急に病気で亡くなってしまって数年後にM1で優勝した時に夢主が近くに居ておめでとうと言ってるように感じたお話を出来ればお願いします。 (12月26日 7時) (レス) id: 794dd15670 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - ばたこさん» コメントありがとうございます♪優勝して波に乗ってますよね(*ˊ˘ˋ*)少しリクエストが溜まっているので少し遅くなりますが必ず書かせてもらいますのでお待ちくださいm(_ _)m (12月25日 23時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年12月8日 0時
