#4 ページ29
「何やってんすか、とりあえず山本さん落ち着いて俺の隣に座りましょう！ねっ？」
彼はエイジさんに無理やりまた元の位置へと座らされるが
気が気じゃないのかずっとカメラじゃなく私を見てくる。
「それよりAちゃんって可愛いよね。
彼氏とかいるの？」
蛭川さんにそう聞かれて私は「んー？」
と曖昧な返事を返す。
「いるだろ！」
横からヤジが飛んでくるのが、つい面白くて笑いそうになるのを堪えた。
「俺と付き合う？」
蛭川さんは私の手を両手で包むようにし再び握ってくる。
「おい！お前また…」
彼が何か言おうと立ち上がろうとしたけれど
その言葉を遮るように、えいじさんが
「ちょっと待った！」と声を出す
「俺も前からAちゃんのこと可愛いなって思ってたんだよね…」
手は蛭川さんに握られたまま顎をクイッと持ち上げられて顔をえいじさんの方へと向けられる。
そしてそのまま顔が近付いてキスをするぐらいの距離で寸止めされた。
私は思わず赤面してしまう。
その光景を見た彼は今まで見た事ないぐらい怖い顔をして無理やり
えいじさんの服を後ろから引っ張って投げ飛ばした。
そして私の両手を握ってる蛭川さんに関しては
怒りに任せて両手を振りほどいたあと
そのままえいじさんと同じ様に服を掴み
えいじさんの方へと蛭川さんも軽々と投げてしまう…
呆気に取られて私はその光景を見つめていると
次は私に怒りの矛先が向いて
静かに何も言わずに座り込むと
2人が見ている事なんかお構い無しに
そのまま唇を奪われてしまう。
「んっ…！ちょっと…！！」
一生懸命抵抗して体を押し返そうとするがビクともしない。
そのまま舌が入ってきて抵抗もできなくなってくる。
「やま…もとさっ……んｯ！！」
唇が離れたと思うと彼は嫉妬に駆られて
そのまま私を押し倒し首元にキスマークを無理矢理付けてくる。
そしてそれは胸の谷間まで下りてきた…
私は助けを求めるように2人を見るが
投げ飛ばされた2人は驚いて動けなくなっている。
「あっ…、やっ…！ドッキリ…！！ドッキリなのっ！」
私は彼の頭を抱き締める形で力いっぱいそう声を出す。
「……ドッキリ…？」
一瞬だが彼の動きが止まる。
「うん…っ。ねぇ、2人も何か言って…！」
やっと2人も我に返りやっと2人がかりで山本さんを私から剥がしてくれた。
そしてそのあと同時に土下座をする。
「「すみません！！」」
「どういうこと…？」
私は、はだけた胸を隠しながら何とか説明した。
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木葉林檎(プロフ) - capoeiraさん» いえ、こちらこそ楽しく書かせていただけました(*ˊ˘ˋ*)長くなってしまってすみません(￣▽￣;)またよろしくお願いします(＞人＜;) (12月29日 14時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
capoeira - 木葉さんこんにちは！リクエストを叶えていただきありがとうございました！毎回キュンキュンさせてもらってます！リクエスト内容、申し訳なかったです🙇🏻♀️🙇🏻♀️これからも楽しみにしてます！ (12月29日 12時) (レス) id: 7e00ae5964 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - そらさん» 少しお待ちいただくと思います、よろしくお願いします(*ˊ˘ˋ*) (12月27日 22時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - コメント失礼します。リクエストで又死ネタなんですが、令和ロマンのくるまさんで同期の夢主と付き合って一年の時に夢主が急に病気で亡くなってしまって数年後にM1で優勝した時に夢主が近くに居ておめでとうと言ってるように感じたお話を出来ればお願いします。 (12月26日 7時) (レス) id: 794dd15670 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - ばたこさん» コメントありがとうございます♪優勝して波に乗ってますよね(*ˊ˘ˋ*)少しリクエストが溜まっているので少し遅くなりますが必ず書かせてもらいますのでお待ちくださいm(_ _)m (12月25日 23時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年12月8日 0時
