#3 ページ28
初めはただの雑談をする。
本当に日常会話できっとここはカットされるのだろう。
すると…蛭川さんが仕掛けに行く。
「すみません、山本さん…
喉乾いたんでお茶とか貰ってもいいですか？」
「あぁ、ちょっと待って人数分用意するから…」
「ありがとうございます…。」
みんなでお礼を言ったあと彼がキッチンへ移動した隙に
蛭川さんが私の隣をキープした。
彼はまだ気付いてないようだ。
「この後どうするんですか…？」
2人とカメラにだけ聞こえるように声を出す。
「え、どうする？俺から口説く？」
えいじさんと蛭川さんが私を間に挟んでコソコソと話す。
なんだか少し楽しくなってきた。
「せっかく蛭川さんが移動してきたんだから蛭川さんが口説く流れの方が自然じゃないですか…？」
「OK、じゃあ俺から声かけるわ、」
作戦会議が終わったぐらいに彼が小さいトレイを持って戻ってくる。
「え？なんでAちゃんの横に座ってんの？」
彼は半笑いで戻ってきてお茶を4つ置いてくれた。
「いや、席空いてたんで…」
「空いてたって、お茶飲みたいって行ったから取りに行ってたんでしょ？
自分の席に戻って…！」
「いや、良いです。大丈夫です。」
「いやいや、大丈夫とかじゃなくて…」
「え、俺より山本さんがいい？」
蛭川さんに突然そう話を振られて私は首を横に動かした。
「私はひるちゃんが良い」
「え……」
少し彼が悲しそうな顔をした
「じゃあ、えいじ端っこ行って？俺そこ座るから…」
「いやいや、俺最初からここにいたし
それはちょっと無理っすね。」
頑なに席を譲って貰えず、腑に落ちない顔をしながら彼はえいじさんの隣に座る。
「それより何にか企画思いついた？」
蛭川さんにそう聞かれて私は首を傾げる
「んー…何かあるかなー…」
私がそう言うと蛭川さんは何も言わずに私の手をゆっくり掴んで握ってくる。
「ひるちゃんの手…大っきいね。」
「ん？そう？」
彼は飲んでたお茶を吹き出しながら
「ちょっと！そこ！何やってんだよ！」
と言って立ち上がって近付いてくる。
「なにって…」私達が驚きながら彼を見ると
「いやいや、手なんか握らせちゃダメでしょ！」と真剣な顔して私に言った。
その隙に継はえいじさんが私の手を握ってくる。
「えいじさんの手も大きいね、」
「ちょいちょい！ダメだって！」
繋いでた手は彼によって無理やり振りほどかれてしまう。
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木葉林檎(プロフ) - capoeiraさん» いえ、こちらこそ楽しく書かせていただけました(*ˊ˘ˋ*)長くなってしまってすみません(￣▽￣;)またよろしくお願いします(＞人＜;) (12月29日 14時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
capoeira - 木葉さんこんにちは！リクエストを叶えていただきありがとうございました！毎回キュンキュンさせてもらってます！リクエスト内容、申し訳なかったです🙇🏻♀️🙇🏻♀️これからも楽しみにしてます！ (12月29日 12時) (レス) id: 7e00ae5964 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - そらさん» 少しお待ちいただくと思います、よろしくお願いします(*ˊ˘ˋ*) (12月27日 22時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - コメント失礼します。リクエストで又死ネタなんですが、令和ロマンのくるまさんで同期の夢主と付き合って一年の時に夢主が急に病気で亡くなってしまって数年後にM1で優勝した時に夢主が近くに居ておめでとうと言ってるように感じたお話を出来ればお願いします。 (12月26日 7時) (レス) id: 794dd15670 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - ばたこさん» コメントありがとうございます♪優勝して波に乗ってますよね(*ˊ˘ˋ*)少しリクエストが溜まっているので少し遅くなりますが必ず書かせてもらいますのでお待ちくださいm(_ _)m (12月25日 23時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年12月8日 0時
