#6 ページ25
「ココアも温かいし…
隆くんの体温も感じれるし気持ちが落ち着いてきたかも…」
「ははっ、それは良かった。」
彼は一呼吸置いてから
「アベは周りに言いふらしたりする様な奴じゃないと思うけど…心配？」
と、私の頭の上に顎を乗せて聞いてきた。
「ううん…それよりもアベさんが言ってた
タイシさんの方が心配かも…。」
「…あいつかなりの女好きやからな…。
でもまさか芸能人でもないのにAのが狙われるとは思わんかった…。
なあ？Aが可愛すぎるのがアカンねんで…？」
彼はそう言うとココアが入ったマグカップを私から奪って机に置いた。
「なあ。こっち向いて？」
私は静かに彼の方へ首だけ向ける。
「Aは俺の大切な彼女やねん…。
絶対誰にも渡さへんから……」
彼はそっと唇を重ねて来た。
「アイツがゲストで来た時は俺から離れんなよ？」
唇がゆっくり離れると彼はそう言った。
「でも私も忙しいから……」
「じゃあ…俺がアイツを見張ってるわ。
俺の将来のお嫁さんに指一本でも触れさせたない。」
「ふふ…なにそれ…？」
「俺は本気やで？」
「隆くん…ありがとう。」
彼の心配そうな顔を今度は私が安心させたくて
私は彼の腕から離れた。
「私も隆くんだけにしか触れられたくないから…
次何か言われたら頑張って強気で断るね…！」
自分にも言い聞かせるように彼にそう伝えて
そのまま彼に抱き着いた。
「それに困ってたらいつも助けてくれて
本当にありがとう……。」
「…なあ…？今日返したくない。いい？」
私は彼の耳元で「いいよ」と小さく返したのであった。
Taimumasīn3gō.Y＆InpossiburuH,E#1【リクエスト作品】→←#5
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木葉林檎(プロフ) - capoeiraさん» いえ、こちらこそ楽しく書かせていただけました(*ˊ˘ˋ*)長くなってしまってすみません(￣▽￣;)またよろしくお願いします(＞人＜;) (12月29日 14時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
capoeira - 木葉さんこんにちは！リクエストを叶えていただきありがとうございました！毎回キュンキュンさせてもらってます！リクエスト内容、申し訳なかったです🙇🏻♀️🙇🏻♀️これからも楽しみにしてます！ (12月29日 12時) (レス) id: 7e00ae5964 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - そらさん» 少しお待ちいただくと思います、よろしくお願いします(*ˊ˘ˋ*) (12月27日 22時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - コメント失礼します。リクエストで又死ネタなんですが、令和ロマンのくるまさんで同期の夢主と付き合って一年の時に夢主が急に病気で亡くなってしまって数年後にM1で優勝した時に夢主が近くに居ておめでとうと言ってるように感じたお話を出来ればお願いします。 (12月26日 7時) (レス) id: 794dd15670 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - ばたこさん» コメントありがとうございます♪優勝して波に乗ってますよね(*ˊ˘ˋ*)少しリクエストが溜まっているので少し遅くなりますが必ず書かせてもらいますのでお待ちくださいm(_ _)m (12月25日 23時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年12月8日 0時
