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後半の撮影は先程と違って店の中へ入ってからスタートする。
私は何か指示があるまでカメラさんの後ろで待機していた。
みんなの食レポが終わり撮れ高も取れて撮影が終わる頃
私はあとの事を考えて片付けを率先してやっていた。
「はい、OKです！お疲れ様です！」
撮影が終わった声が聞こえてくる。
私は気にせずに自分がしないといけない事をやる。
撤収作業を周りのスタッフも始める頃、
演者の人は先にロケバスへと戻っていく。
このままテレビ局に戻るのだろう…。
私は少しだけほっとした。
これで連絡先を聞かれずにすむだろうから。
あと片付けが終わったあと、残った私達も引き上げてテレビ局へと戻ってくる。
別の撮影がある人はそのまま向かい、私のように撤収作業も終わって次の仕事がない人は
そのまま最後の確認をして帰る。
「ハヤマさん、全部終わりました！」
「おう、ありがとう。もう帰っていいよ？お疲れ様。」
「ありがとうございます…！お疲れ様です。」
更衣室へと向かいすぐに服を着替え荷物を取ると私は帰るために廊下へと出た。
「あ、ちゃんと隆くんにお礼のメールしとかないと…。」
助けてもらったのに
まだちゃんと、お礼が言えてなかった事を思い出す。
スマホばかり見て、ちゃんと前も見ずにエレベーターの方へと向かっていると
肩をポンっと叩かれた。
「Aちゃんお疲れ！」
私は驚きすぎて声も出ない。
そこに居たのは先に帰っていた筈のアベさんで
あと片付けや移動も含めて2、3時間経ってたはずだ。
「終わるの遅かったね、待ちくたびれたよー。」
「え…？どうしたんですか…？？」
「ご飯行く約束してたでしょ？」
「え、してません…！」
「またまたー！タイシは次の仕事があるから先に帰ったけど
俺はAちゃんとご飯行く約束してたから、ちゃんと待ってたんだよ？」
「だから…約束なんて…！」
「え、そういうのやめた方がいいよ？
約束したのにしてないみたいな…この業界で頑張っていくんだったら
なるべくトラブル避けたいでしょ？
みんな仲良くしてるだし
ご飯行くだけなんだから良いでしょ。」
「そ、そんな…困ります…。」
私が怯えてるのにもお構い無しにアベさんは何も言わずにエレベーターに私の腕を引っ張って乗せてこようとする。
「何してんの？早く乗りなよ」
力も強いし抵抗もできない。
怖くて何も言えなくなっていると、手の中にあるスマホが私の名前を呼んでいた。
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木葉林檎(プロフ) - capoeiraさん» いえ、こちらこそ楽しく書かせていただけました(*ˊ˘ˋ*)長くなってしまってすみません(￣▽￣;)またよろしくお願いします(＞人＜;) (12月29日 14時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
capoeira - 木葉さんこんにちは！リクエストを叶えていただきありがとうございました！毎回キュンキュンさせてもらってます！リクエスト内容、申し訳なかったです🙇🏻♀️🙇🏻♀️これからも楽しみにしてます！ (12月29日 12時) (レス) id: 7e00ae5964 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - そらさん» 少しお待ちいただくと思います、よろしくお願いします(*ˊ˘ˋ*) (12月27日 22時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - コメント失礼します。リクエストで又死ネタなんですが、令和ロマンのくるまさんで同期の夢主と付き合って一年の時に夢主が急に病気で亡くなってしまって数年後にM1で優勝した時に夢主が近くに居ておめでとうと言ってるように感じたお話を出来ればお願いします。 (12月26日 7時) (レス) id: 794dd15670 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - ばたこさん» コメントありがとうございます♪優勝して波に乗ってますよね(*ˊ˘ˋ*)少しリクエストが溜まっているので少し遅くなりますが必ず書かせてもらいますのでお待ちくださいm(_ _)m (12月25日 23時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年12月8日 0時
