nipponnosyatyō.T＆simohurimyōzyō.So(リクエスト作品) ページ12
年上の後輩芸人、辻君と
年下の後輩芸人、粗品君。
私は今何故か彼達の間で板挟み状態になっていて正直困っている。
どっちも嫌いな訳じゃない。
辻君は人としても芸人としても尊敬しているし
何でもこなせるくらい器用な人だ。
一緒にいて安心もできる。
だけど付き合うとなると彼は凄くモテるから心配になると思う…。
粗品君は年下なのにお笑いに関してはストイック。
だけど私の前ではあの毒舌キャラも役に立たないようで
甘々な彼を見ると付き合えば大事にしてくれそうだなと感じる。
だが付き合うとなればギャンブル大好きな彼を心配して
目が離せなくて大変だろうなと思う…。
だからこそ2人と付き合うなんて正直、無理だと思ってた。
芸人って職業自体も割と破天荒なのに…
恋愛でも大変な道に進みたいとは思わない。
そう思ってた、この時までは…。
＊＊＊
「僕と結婚を前提に付き合ってください！」
今モテ期が来てるのだろうか…？
イケメンで今1番人気のアナウンサーツクバさんに
私は夜景の見えるレストランで告白された。
「あの…凄く嬉しいのですが……
まだお互いのことあまり知らないですし、すぐには返事が…」
こんなチャンス二度とないだろう。
断るなんて馬鹿がすることだ。
それなのに私は告白の返事を渋ってた。
「そ、そうですよね…
ごめんなさい…Aさんの気持ちも考えずに1人で突っ走てしまって…
あの…、もう少し僕のこと知ってもらってから告白の返事貰ってもいいですか…？ずっと待ってるので…！」
「本当にすみません…ありがとうございます。」
今私の頭の中に浮かんだのは
好条件の目の前にいる男性ではなくてあの2人のことだった。
＊＊＊
収録前に自販機の前にあるベンチでぼんやりと昨日の事を思い出していると
「何してるんですか？」と辻君が私の横に座った。
「辻君じゃん、今日この局で仕事？」
「はい、ケツもいますよ。」
「そうなんだ…。」
私が小さくそう言うと
「なんか元気無いしやっぱり何かありました？」
そう言って私の顔を覗き込んでくる。
「…ちょっと…！近いから…！」
私が笑って辻君の肩を軽く押すと
「好きな女がそんな顔してんの黙って見てられへんねん。」
そう言われて胸の鼓動が早くなった。
「急にタメ語になるじゃん…。」
「なあ、何があったん？」
「辻君の声、苦手なの。
話したくないことまで喋っちゃいそうになるから…」
「ええよ？聞かせて？」
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木葉林檎(プロフ) - capoeiraさん» いえ、こちらこそ楽しく書かせていただけました(*ˊ˘ˋ*)長くなってしまってすみません(￣▽￣;)またよろしくお願いします(＞人＜;) (12月29日 14時) (
レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
capoeira - 木葉さんこんにちは！リクエストを叶えていただきありがとうございました！毎回キュンキュンさせてもらってます！リクエスト内容、申し訳なかったです🙇🏻♀️🙇🏻♀️これからも楽しみにしてます！ (12月29日 12時) (レス) id: 7e00ae5964 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - そらさん» 少しお待ちいただくと思います、よろしくお願いします(*ˊ˘ˋ*) (12月27日 22時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - コメント失礼します。リクエストで又死ネタなんですが、令和ロマンのくるまさんで同期の夢主と付き合って一年の時に夢主が急に病気で亡くなってしまって数年後にM1で優勝した時に夢主が近くに居ておめでとうと言ってるように感じたお話を出来ればお願いします。 (12月26日 7時) (レス) id: 794dd15670 (このIDを非表示/違反報告)
木葉林檎(プロフ) - ばたこさん» コメントありがとうございます♪優勝して波に乗ってますよね(*ˊ˘ˋ*)少しリクエストが溜まっているので少し遅くなりますが必ず書かせてもらいますのでお待ちくださいm(_ _)m (12月25日 23時) (レス) id: 6f2b6533e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木葉林檎 | 作成日時：2023年12月8日 0時
