第19話 ※初めて ページ23
『え、ぁ…』
怖い、そう感じてしまった。
視界いっぱいに映る道満様はフフッと笑って私を見下ろしている。
道「名は？」
『え…』
道「あの晴明はそなたの名を教えてはくれなかった。そなたの名を知りたい」
『あ、…A、です』
道「そうか、A。良い名だ」
『ぁっ…』
私の頬をそっと撫でた道満様の手に少し声が出てしまった。
道「A、A、もっと触れたい、もっと奥まで私のモノにしたい、その体の奥まで」
『あ…やっ……』
白い長襦袢の上から私のおなか辺りを触ってきた道満様の手が少しいかがわしい。
道「愛らしい声だな、もっと聞きたい、もっと、もっと…」
するといきなり首にじゅうっと音を立てて吸い付いてきた。
『やっ！！……っ、ぁ』
道「いい声だ、もっと聞かせてくれ」
『やだっ、やめてください！どうまんさま…なんで』
道「なぜ？そんなものそなたが欲しいからに決まってるだろう」
『え、なに…ひゃあっ！！』
道満様は私の首に吸い付いたり耳をなめたり、いつの間にか長襦袢がはだけていた。
『…あっん…！やぁ…//』
道「まだなめただけだぞ？これからもっと深いところまで触れていくというのに…」
『ぁ…っ！！』
私は不思議な感覚に悶えながら、動こうにも動けない体を動かした。
しかし、やっぱりどうしても動かせなくて、布団を握りしめて下唇を噛んで耐えた。
道「どうしたA、声を出せ。私以外聞いている者はおらん。そんなに噛んでしまっては血が出るぞ」
『っ…ん//』
道「まったく…」
そう言って私の顎を掴んでキスしてきた。
『！！…っん、んんっ//…ふぁ//』
舌まで入れられて、初めての感覚に驚きながら思わず声が漏れ出てしまう。
道「んぁ……」
『んぁ……ん、んっ！//』
初めてのキスに酔っていたため、いきなりの刺激に体に衝撃が走った。
胸を刺激されたようだ。
体を覆っていた長襦袢はもう脱がされており、私の体はなにもまとっていなかった。
『ぁ…いつの間に』
道「本当に愛らしいなA。そなたの大事なところに触れたらどんな声を聞かせてくれる？」
その手だんだん下へ、私の大事なところへと降りていく。
『！！…っだめ//』
道「…先ほどから思っていたが、初めてなのか？」
恥ずかしくて道満様から目をそらした私は、その問いに小さくうなずいた。
道「そうか………では、気持ちよくさせてやらねばな」
ニヤッと音がするほど不気味に笑った。
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コノハナ(プロフ) - 佝僂さん、コメントありがとうございます！応援して頂いて嬉しいです！できるだけ頻繁に更新していくので待っていてください(笑) (2021年6月27日 12時) (
レス) id: df4109551a (このIDを非表示/違反報告)
佝僂(プロフ) - 初コメ失礼します！この作品に一目惚れしました(照)とても面白いので、いつまでも更新まってます！！無理しない程度にこれからも頑張ってください！ (2021年6月27日 8時) (レス) id: 1c770a8388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コノハナ | 作成日時：2021年5月12日 13時
