からかったり ページ28
壮「Aさん、どうしたの？具合、悪くなっちゃったのかな。」
「い、いえ！大丈夫ですよ！まだまだ元気いっぱいです！」
壮「嘘。ほら、こんなに辛そうな顔してる。
…僕じゃ、話せないかな？」
「…」
壮五さんが私の顔をのぞき込みながら聞く。
私はなんて返していいかわからずに無言になってしまった。
ダメだな、私が壮五さんを心配しなきゃいけないのに、私が心配されてどうするの。
壮「話せないことなら無理に話さなくてもいいよ。
でもね、辛かったり、苦しいときは、一人で悩まなくていいんだ。
甘えてもいいんだよ？」
「壮五さん…」
私は、少し悩みすぎていたのかもしれない。
大したことないじゃない。
久しぶりに仲のいい友達に合えて、少し昔のことを思い出して。
なんにも、心配することなんかない。
壮「…あ、ぼ、僕、偉そうだったかな？ごめんね。」
「いえ！
…その、ありがとうございます。すごく気持ちが軽くなりました。
壮五さんはやさしいですね。」
壮「え！？そ、そんなことないと思うけど…」
「壮五さんはやさしいですよ！そんな壮五さんが大好きなんです！」
壮「っ！！」
壮五さんはパッと顔をそむけて、口元を手で覆った。
「壮五さん？」
のぞきこもうとすると、壮五さんが顔をほんのり赤くさせながら、
壮「Aさんも十分やさしくて、、、僕も大好きです。」
といった。
アイドルの刺激は常人のそれより強い。
少しだけからかおうとすると、その倍で返される。
今日はそれを実感した日だった。
楽「…」
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きらぽん☆ - とても楽しいお話ですね(^o^) 今後の作品にも期待してます！ (2018年2月24日 18時) (
レス) id: 1960d0ea22 (このIDを非表示/違反報告)
藤たか(プロフ) - ぱーぷすさん» ぱーぷすさん、コメント有難うございます！読んでいただいて嬉しいです！ ご指摘、有難うございます！変換に気を取られてミスってました…申し訳ありません。訂正させて頂きました。気をつけますね。 (2017年8月23日 2時) (レス) id: 8c169f3bf2 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーぷす - とても楽しく読ませていただいてます！あの、「お休みの過ごし方」での[キミと愛ドリッシュないと！]ではなく、[キミと愛なnight！]だと思うのですが…… (2017年8月21日 20時) (レス) id: f243903364 (このIDを非表示/違反報告)
huzitaka(プロフ) - 来週1週間長い旅に出るので、また今週中に更新したいです (2016年10月13日 23時) (レス) id: 8c169f3bf2 (このIDを非表示/違反報告)
huzitaka(プロフ) - 今週末お休み取れそうなので、更新できたらと思います！お気に入り登録ありがとうございます！ (2016年10月5日 5時) (レス) id: 8c169f3bf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：huzitaka x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kzroido/
作成日時：2016年8月1日 15時
