虹には白色もあるんです。 (ページ17)

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看病2 ページ17

(｀‐´)「ん、Aあーん…。」

(*´艸`*)『あー…うまっ。』

(｀‐´)「そら良かった！…ふー、ふー…はい、あーん。」

(*´艸`*)『あむ。』

(^ワ^=)「……わしゃ何を見せられとるんじゃい！！彼氏と彼女かいっ！！」

盛大に突っ込めば2人してめっちゃきょとんとした顔で俺を見る。

待て、俺の突っ込みは間違ってないぞ。だって男二人であーん、して絵になるってなんやねん！！

(｀‐´)「シゲ、A風邪引いてんねんから大きい声だしたらあかんで？」

(*´艸`*)『大ちゃん、うるせぇ。』

(^ワ^=)「おいっ！今完璧にうるさい言うたな？！ここまで誰が運んでやったと思ってるねん！！」

(｀‐´)「シゲ、どうどう。」

(*´艸`*)『トモ君、あー…。』

(｀‐´)「あ、ごめんごめん。ふーふー…はい、どーぞ。」

(*´艸`*)『うまぁー。』

(^ワ^=)「おい！無視すなぁ！笑」

(*´艸`*)『んふふっ…大ちゃん…おもろ。』

くすくす笑うAに、熱下がって来たなぁ。と安心した時…

ガチャガチャとAの家のドアが音を立てた。

(｀‐´)「えっ？！何？誰っ？！」

(^ワ^=)「神ちゃん、Aの傍居たって…俺見てくる。」

(*´艸`*)『あ、大ちゃん…待ってー。』

用心して玄関へ向かう俺によろよろ起きて引っ付くA。

(^ワ^=)「あほっ！お前不審者やったらどうするねん！危ないから神ちゃんと一緒に居とけ！！」

(*´艸`*)『大丈夫ー、あのガチャガチャはね…』

ガチャリ、と鍵が開いた音に俺はAを背後に庇う様に玄関を睨みつける。

バンッ！と勢いよく開かれた扉と共にデカい影がこちらに走りこんできた。

('･ｴ･`)「Aー－－－っ！！ごめん心配で来ちゃったーーーー！！！(´;ω;｀)」

(ﾉﾉ_☆)「すまんA。望が止まらんかったわ。笑」

(^ワ^=)「何っやねん！小瀧かいっ！！！！！」

(*´艸`*)『んふふ、のんちゃんなんかいつも鍵と相性悪いみたいでよぉガチャガチャすんのよ。』

へろへろと俺から離れ玄関で咽び泣く小瀧をよしよしと撫でるA。

流星は気にせずか鍵をかけてお邪魔しまーす。と部屋に上がって来た。

(｀‐´)「シゲ…大丈…って、流星やん。」

(ﾉﾉ_☆)「神ちゃんあっちに望もおるで。」

(｀‐´)「えっ…？あ、ほんまやのんちゃんや。なんかめっちゃ泣いてるけど。笑」

(ﾉﾉ_☆)「A心配し過ぎて泣き出したから明日仕事やけど連れてきたわー。」