『SERVAMP』意味なんてない（男主）

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〈最近、大丈夫か？真昼〉


外壁に寄りかかって、メールを打つ。
送信しないほうがいいかと思って、消去しようとした。


突然、「にゃー…」なんていう鳴き声を聞いたら、送信ボタンを押しても仕方ないと思わないか？

まぁ送ってしまったってことになるな……。


＿ピロリーン♪

送信してすぐ、メールが届いたことを告げる音がなった。
真昼だったら、異常な速さだな…。


見てみると、本当に真昼からだった。

「…いくら何でも速すぎだろ」

自然と笑みがこぼれてきた。


メールを見ると、

《最近？まぁいろいろあったけど……てかA！今何処にいんだよ!?》

いろいろ、か。
無事っぽくてよかった。


返信しようとメールを打つ。

〈そっか、ならいいや。今？道を歩いてる。〉


送ってからすぐに返信が来た。


《道でわかるか!!わけわかんねぇ！Aと話がしてぇよ!?》


だろうな。
これでわかったらエスパーだよ。

オレの居る道は、他に誰も居なくって。
静まり返っていた。


〈おーじゃあ、オレの家でも来るか？知ってるだろ、お前。何度も来たことあんだし〉


真昼とは、ガキの頃からの付き合いだ。
アイツの家には何度も言ったことがあるし、アイツが来たこともある。


《行く！》

どうやら、来るみてぇだな。


〈真昼、最後に１つ。It is good in it if I do not forget it.〉


それだけ打って、携帯をしまった。
聞こえた着信音は、なかったことにして。



「読めなかったら、それでいいよ」


＿＿忘れないでいてくれたら、それはそれでいい。


あー…もう、御国の店でも行くか……。

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