謝罪 ページ8
*キリトside*
部屋を出て、団長室の方向へ行くソラを見送り、エイダと共に西門へと向かう。
他愛ない話をしながら歩いて行くと、西門で先に待っていたゴドフリーに声をかけられた。
ゴ「おーい!こっちこっち!!」
ゴドフリーに目を向けると、こちらに向かって大きく振る手とは反対の手で、門の陰に隠れていた団員を引っ張り出すのが見えた。
そいつを確認した途端、エイダは俺の背後に身を潜めた。
キ「どう言うことだ。」
ゴ「ああ、これからは同じギルドの仲間。ここらで、過去の争いは水に流してはいかがかと思ってな。しかし、肝心のソラは居ないがな。はっはっは!」
面白そうに笑うゴドフリーに対して、呆れていると、クラディールが近ずいてきた。
クラ「先日はご迷惑をお掛けしまして…二度と無礼な真似はしませんので、許していただきたい…」
キ「あ、ああ…」
思いがけない出来事に、思わずエイダと目を合わせた。
…なんか企んでんのか…?
ゴ「これで一件落着だな。」
クラディールはまるで顔を見せまいとしているかのようにまだ深く頭を下げている。
ゴドフリーは俺とエイダの間に流れる不穏な空気に気づくはずもなく、話を進めた。
ゴ「では、今日の訓練では、危機対処能力も見たいので、諸君らの結晶アイテムは全て預からせて貰おう。」
あ「結晶アイテムって、転移結晶も!!?」
ゴ「おう。」
クラディールはゆっくりと歩いて来るなりゴドフリーに結晶を預けた。
そして俺達にもそうするようにと催促される。
キ「分かった…」
俺とエイダは渋々ながらもゴドフリーに結晶を全て手渡した。
ゴ「よし!じゃあ!みんな!出発だ!!」
キ・あ・クラ「「「おー…」」」
ゴドフリーの勢いに流されるようにして、俺達は迷宮区へと出発したのだった。
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こんぺー(プロフ) - 暗殺教室Loveさん» 夢絵ですか!私の拙い絵でどこまでかけるか分かりませんが挑戦してみます!!!最新の方に載せるつもりです!リクエストありがとうございます! (2019年3月31日 0時) (レス) id: 0e6de27daf (このIDを非表示/違反報告)
暗殺教室Love(プロフ) - いつも作品見ています!できたらいいので、夢主とキリトの絵を描いて欲しいです! (2019年3月30日 13時) (レス) id: e478a42c59 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺー(プロフ) - ユーリのお部屋さん» 仲間ですね!!!ありがとうございます!! (2018年12月8日 20時) (レス) id: 0e6de27daf (このIDを非表示/違反報告)
ユーリのお部屋(プロフ) - 今日見始めたんですが作者さんってnanaやってるんですね!僕もやってるんで聞かせてもらいます! (2018年12月8日 19時) (レス) id: eddf9d402e (このIDを非表示/違反報告)
サユ - 勉強も更新もがんばってください!!応援してます♪ (2018年5月22日 20時) (携帯から) (レス) id: 809aa7d039 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こんぺー | 作成日時:2017年8月22日 3時