幸せな朝 ページ24
*エイダside*
昇りたての朝日が部屋を照らす。
キリト君よりも早く起きた私は、二つあるベッドのうちキリト君がまだ寝ているベッドに体を沈め、キリト君の寝顔を見つめていた。
普段はかっこよくて、頼りがいのある男の子って感じがするけど、意外とナイーブと言うか、子供っぽくて可愛いらしいと言うか。
そんなことを思いながらも、スヤスヤと安らかな寝息をたてて眠るキリト君を見ていると、そんなことどうでも良くなって、溢れる気持ちに従ってキリト君に抱きつく。
あ｢大好きだよ。ずっと一緒にいようね。｣
起きちゃうかな。
大丈夫か、キリト君お寝坊さんだし←
すると
キ｢ん。｣
下から聞こえてきた声。
もぞりと動いたそれに思わず視界を移すと、バッチリ合う目。
あ｢ひゃあ！！｣
びっくりして後退りする。
驚きすぎてキリト君に気を取られていた私は、自分がベッドの上にいるのだということを忘れてしまっていたわけで…
ドスンッ
ベッドから落ちてしまった…
キ｢は！？だ、大丈夫か？｣
キリト君が手を差し伸べてくれる。私のよりも大きいそれをとってベッドの上に腰を下ろし直す。
あ｢ありがとう。そ、それより…今の…聞いてた？｣
キ｢今のって？｣
キリト君はまだ眠たそうに体を揺らしながら答える。
聞かれてない！！
あ｢な、なんでもないよ！！ナンデモナイ！！｣
よかった！！聞かれてたら恥ずかしいよ！！
あ｢そんな事より、今日はどこに行って何してあそぼっか！今日は兄さん達も来るよ！｣
キ｢そうだったな。ま、そうはいっても、昨日も一昨日もその前も、いっぱい遊んでるけどな。｣
壁のコルクボードにはここ数日だけで撮ったたくさんの写真。
私とキリト君の思い出。
あ｢ぶー。キリト君は遊びに行きたくないの？｣
頬を膨らまして尋ねると、少し考えたあと、ニヤリと笑ったキリト君にキョトンと呆気にとられる。
キ｢面白そうなとこ、あるよ。｣
この時の私達は知りもしない。
この日が、どれだけ大切な、運命的な日になるのかを。
大切な宝物を授かることになるのだと言うことを。
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
ぴゃああああ！やっとユイちゃん出てくるううああ！
長かったお。
ソ｢早く会わせろし。｣
ひえっ…
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こんぺー(プロフ) - 暗殺教室Loveさん» 夢絵ですか！私の拙い絵でどこまでかけるか分かりませんが挑戦してみます！！！最新の方に載せるつもりです！リクエストありがとうございます！ (2019年3月31日 0時) (
レス) id: 0e6de27daf (このIDを非表示/違反報告)
暗殺教室Love(プロフ) - いつも作品見ています！できたらいいので、夢主とキリトの絵を描いて欲しいです！ (2019年3月30日 13時) (レス) id: e478a42c59 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺー(プロフ) - ユーリのお部屋さん» 仲間ですね！！！ありがとうございます！！ (2018年12月8日 20時) (レス) id: 0e6de27daf (このIDを非表示/違反報告)
ユーリのお部屋(プロフ) - 今日見始めたんですが作者さんってnanaやってるんですね！僕もやってるんで聞かせてもらいます！ (2018年12月8日 19時) (レス) id: eddf9d402e (このIDを非表示/違反報告)
サユ - 勉強も更新もがんばってください!!応援してます♪ (2018年5月22日 20時) (携帯から) (レス) id: 809aa7d039 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぺー | 作成日時：2017年8月22日 3時
