過剰すぎる護衛 ページ30
*ソラside*
2024年10月18日
俺達は昨日の約束を果たすべく74層のカームデットの転移門前にいる。
…のだが、肝心のアスナが来ていない。
キ「ふあぁ…来ない…」
あ「…何でそんなに眠そうなの。」
キ「俺はめったにこんな時間から活動しないんだよ。」
ソ「ひっきーなの？キリト。」←
キ「…」
…こいつ俺のことをジト目で見てきたし。ちょっとからかっただけでしょ…
そんなやり取りをしていると転移門が青く光った。
アス「うわあああ！よけてえぇ！！」
飛び出すようにして出てきたのは、アスナで。
あ「兄さん！抱きとめて！」
何ですと。だが、他ならぬ可愛い妹の頼みである。相手もアスナだし。
俺は両手を広げて、
ソ「よっしゃこーい。」←
俺の腕の中に飛び込んできたアスナを抱きとめる。
うわ。なんて勢いだ。その衝撃で俺の足は地面を削る結果となった。
ソ「おはよ。すごい登場だね。」
アス「ソラ君。ありがとう。」
その直後、アスナは転移門にまたエフェクトがかかるのを見ると俺の後ろに身を隠すようにする。
あ「？アスナ？」
キ「なんだ？」
転移門の方へと視線を移すと、そこから出てきたのはあのしつこい護衛。
クラデ「…アスナ様。勝手なことをされては困ります。ギルド本部まで戻りましょう。」
こいつ、今度は何やらかしたの？
アス「いやよ！大体あんた！なんで朝から家の前に張り込んでるのよ！！」
…え。
あ「うぇ！？き、きも…」
エイダが顔を顰めてキリトの後ろに隠れた。
クラデ「こんな事もあろうかと、1ヶ月前からずっとセルムブルグでアスナ様の監視の任務に就いておりました。」
ソ「それは、君らの団長様の支持なのかい？」
クラデ「私の任務はアスナ様の護衛だ！！それにはもちろんご自宅の監視も…」
アス「ふ、含まれないわよ！ばかぁ！！」
クラデ「聞き分けのないことをおっしゃらないでください。さぁ、本部に戻りましょう。」
そう言って近づいてきたクラディールはアスナの腕を掴んで無理矢理に連れていこうとする。
アスナの目は完全に俺に助けを求めていて。
咄嗟に俺はクラディールの腕を掴み、その手をアスナから離す。
ソ「ねえ、悪いけど、君のとこの副団長さんは今日は俺の貸切だよ。アスナの安全は俺が責任を持つ。別にボス戦をやる訳でもないしね。安心して、あんただけ本部に帰りな。」
挑発するように笑って言ってやった。
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はる坊(プロフ) - 725さん» ありがとうございますうう！ほんとにうれすぃ…頑張ります！！(゜∀。) (2017年6月21日 0時) (
レス) id: 0e6de27daf (このIDを非表示/違反報告)
725 - 小説読ませていただきました！面白いです！夢主ちゃんが、可愛すぎて眩しい。。。！！ww 更新頑張ってください！応援してます！ファイトです)^o^( (2017年6月21日 0時) (レス) id: 270c3e1e64 (このIDを非表示/違反報告)
はる坊(プロフ) - ゆゆさん» そんなことを言っていただけてもうありがたき幸せ。嬉しすぎて目から塩化ナトリウム水溶液が出ます←ありがとうございます！ (2017年6月4日 3時) (レス) id: 0e6de27daf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - すごいです！！初めてとは思えません (2017年6月3日 12時) (レス) id: 3ee41a3527 (このIDを非表示/違反報告)
はる坊(プロフ) - 和音りぃあさん» ありがとうございます！嬉しいよぉ (2017年5月12日 22時) (レス) id: 0e6de27daf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぺー | 作成日時：2017年4月10日 23時
