事情聴取 ページ46
俺たちが建物から出ると、そこにはかなりの量の人が集まっていた。
アス「すみません。さっきの一件を最初から見ていた人がいたら話を聞かせてほしいのですが。」
そう言うとおずおずと前に進み出て来た1人の女性。
ソ「すまないね。怖い思いをしたばかりなのに…君、名前は？」
ヨ「あ、あの。私ヨルコっていいます。」
ソ「もしかして、最初の悲鳴も君が？」
ヨ「は、はい…私、さっきやられてた人と一緒にご飯食べに来てたんです。昔同じギルドにいたことがあって、でも広場ではぐれちゃって…周りを見回したら、いきなりこの協会から彼が…」
そこまで言うと、彼女は泣き出してしまった。
アスナが背中をさすってやる。
ヨ「一瞬なんですが、カインズの後ろに、誰か、立っていたような気が、しました。」
アス「その人影に、見覚えはあった？」
ヨルコさんは首を横に振った。
ソ「嫌なこと聞くようだけど、心当たりとかないかな。カインズさんが誰かに狙われる理由に。」
ヨルコさんはまた首を横に振った。
俺たちはヨルコさんも安全ではないと判断し、ヨルコさんを宿まで送った。
ソ「さて、どうしようか。」
アス「手持ちの情報を検証しましょう。あのスフィアの出所がわかれば、それから犯人を終えるかもしれない。」
ソ「それだったら、鑑定スキルが必要だね。君、あげてる…わけないよね。」
アス「もちろん。あと、その『君』っていうの、やめてくれない？」
ソ「ええ。じゃあ、副団長様？」
ーむすっ
ソ「…閃光様？」
ーむすっ
ソ「ええ…なんて呼べば…」
アス「…普通にアスナでいいわよ。」
ソ「わ、分かった。で、鑑定スキルだけど、フレンドとかに当ては？」
アス「んー。友達に武器屋やってる子がいるけど、今は1番忙しい時間帯だし、すぐには頼めないかな…」
ソ「そっか。じゃ、俺の知り合いの雑貨屋にでも頼もうか。」
そういうわけで俺たちは50層にあるエギルの店にやって来た。
ソ「あこぎな商売してるみたいだね。」
エ「よぉ。ソラか。久しぶりだな。安く仕入れて安く提供するのがうちのモットーなんでね。」
ソ「後半は疑わしいものだけどね。」
エ「何を人聞きの悪いことを。」
俺たちが久方ぶりの再会に会話を弾ませていると、店にアスナが入って来た。
字数…
ラッキーキャラ
キリト
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アイリ - こんぺーさん» ふふ、大丈夫ですよ！ 考えが似ている人は居ますから!私、シェンディーとは知り合いなんですけど、占ツクやめちゃって だから少し似ているって思ったときほっこりしましたwwww 頑張って下さい! (2017年10月24日 23時) (
レス) id: 5db07384eb (このIDを非表示/違反報告)
こんぺー(プロフ) - アイリさん» ありがとうございます！！マジですか！？似せたということは全くもってありません(Ｔ▽Ｔ) (2017年10月22日 17時) (レス) id: 0e6de27daf (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - 面白かったです!これからも頑張って下さい。あと、シェンディーさんの水色の剣士と少し出だしが似ていたのですが、、 (2017年10月22日 17時) (レス) id: 5db07384eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぺー | 作成日時：2017年3月24日 2時
