お昼寝 ページ43
*ソラside*
俺は第59層ダナクの木陰で寝転がっている。ちなみにエイダは知り合いの鍛冶屋を手伝いに行っている。
「何してんの？」
そんな俺の元に現れそう声をかけたのはアスナだった。
ソ「なんだ。君だったの。」
アス「攻略組のみんなが必死に迷宮区に挑んでいるのに、なんであんたはのんびり昼寝なんかしてんのよ。もっと真面目に…」
どうやら彼女は俺の過ごし方が気にくわないらしい。
ソ「今日はアインクラッドで最高の季節の最高の気象設定だよ。」
アス「はあ？」
ソ「だから、こんな日に迷宮なんかに潜っちゃったらもったいないでしょ。」
アス「貴方ね、分かってるの？こうして1日無駄にした分、現実での私たちの時間が失われていくのよ？」
ソ「でも今、俺たちがいきてるのはこのアインクラッドだよ。」
そう話していると心地よい風が吹いて木の葉と彼女の髪を揺らした。
ソ「ほら、日差しも風もこんなに気持ちいい。」
アス「そうかしら、天気なんていつもと一緒じゃない？」
ソ「君もこうして寝転がってみたらわかるんじゃない？」
そう言ってすぐに俺は寝てしまっていたようで、目を覚ますと隣にはなんとも無防備な姿でアスナが眠っていた。
俺が言った事を本当に実践してしまうとは…
「おいおい、みろよ。」
「こんな時間からお休みかよ。」
「どこのどいつだ全く。」
なんて声が聞こえてきた。
仕方ない。起きるまでここで待っていてあげよう。
以前睡眠PKなんて恐ろしい事もあったし。
そんなこんなで俺がアスナを待っているといつの間にか夕方になっていた。
アス「くしゅんっ」
可愛らしいくしゃみが聞こえたので振り返ってみると目を覚ましたアスナが俺をみて慌てふためき出した。
アス「なっ！あ、ど、ど…」
ソ「おはよう。」
しまいにはレイピアに手をかける始末だ。
ソ「え、うそでしょ？」
俺が慌てて塀に身を隠す。
アス「…ご飯１回…」
ソ「うん？」
アス「なんでもいくらでもいっかい奢る！」
そんな彼女に驚きを隠せなかったが今日はエイダも居ないのでお言葉に甘えることにした。
アス「…で、どこがいいのよ。」
ソ「そうだな…あ、57層にお気に入りの店があるんだけど。」
そういうわけで俺たちは57層の店へと向かった。
ラッキーキャラ
キリト
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アイリ - こんぺーさん» ふふ、大丈夫ですよ！ 考えが似ている人は居ますから!私、シェンディーとは知り合いなんですけど、占ツクやめちゃって だから少し似ているって思ったときほっこりしましたwwww 頑張って下さい! (2017年10月24日 23時) (
レス) id: 5db07384eb (このIDを非表示/違反報告)
こんぺー(プロフ) - アイリさん» ありがとうございます！！マジですか！？似せたということは全くもってありません(Ｔ▽Ｔ) (2017年10月22日 17時) (レス) id: 0e6de27daf (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - 面白かったです!これからも頑張って下さい。あと、シェンディーさんの水色の剣士と少し出だしが似ていたのですが、、 (2017年10月22日 17時) (レス) id: 5db07384eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぺー | 作成日時：2017年3月24日 2時
