黒パン ページ18
*キリトside*
空は暗くなり、ディアベルさんたちは賑やかにお酒を飲み出した。
そいつらとはすこし離れたところにある植木鉢のようなところに腰かけ、メニューを操作して最近の俺のお気に入りの黒パンとクリームをオブジェクト化する。
一口かじったところで声をかけられた。
あ「こんばんは。キリトくん。隣いいかな？」
その声の主は今日パーティーを組んだ『エイダ』だった。
キ「…ああ。」
あ「その黒パンってさ、結構おいしいよね。」
キ「そうだな。でも、美味しく食べるにはちょっと工夫が必要だけどな。」
そういって俺は隣に置いていたクリームの壺をちらつかせる。
あ「君もあのクエスト受けたんだ。じゃあさ、これ使ってみてくれないかな？」
そう言って彼女が取り出したものは一つの瓶。
何だろうとは思いつつ手にとって黒パンに付けてみると真っ白なクリームのようなもの。
キ「これはクリームか？」
あ「いいから食べてみて！」
頭に？をいくつか浮かべながら一口。
キ「これは！！イチゴジャム！！！こんなのどこで手に入れたんだ？」
ついエイダにすごい勢いで聞いてしまった。
かっこわるい…
あ「実はこれ、クエストの報酬とかお店とかじゃ手に入らないの。」
キ「…え。」
キ「じゃあ、これはどうやって…」
あ「これね、私が作ったんだ。現実の世界のものと同じ味のするものを食べたくなっちゃって。それでいろんな食材をブレンドしてつくったの。まあ、再現できたのはそれだけだったんだけど。」
キ「すごいな！売られてたらすぐ買うよこれ。」
あ「お口にあったみたいでなによりです。」
久しぶり、実に1ヶ月ぶりに食べた味に舌鼓を打っているとエイダが話を切り替えた。
あ「ところでさ、君は元βテスターなの？」
キ「…んぐっ。」
字数ううう！！
ラッキーキャラ
キリト
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アイリ - こんぺーさん» ふふ、大丈夫ですよ！ 考えが似ている人は居ますから!私、シェンディーとは知り合いなんですけど、占ツクやめちゃって だから少し似ているって思ったときほっこりしましたwwww 頑張って下さい! (2017年10月24日 23時) (
レス) id: 5db07384eb (このIDを非表示/違反報告)
こんぺー(プロフ) - アイリさん» ありがとうございます！！マジですか！？似せたということは全くもってありません(Ｔ▽Ｔ) (2017年10月22日 17時) (レス) id: 0e6de27daf (このIDを非表示/違反報告)
アイリ - 面白かったです!これからも頑張って下さい。あと、シェンディーさんの水色の剣士と少し出だしが似ていたのですが、、 (2017年10月22日 17時) (レス) id: 5db07384eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぺー | 作成日時：2017年3月24日 2時
