「ねぇ、北さん。」

キタキツネ7匹 ページ7

家に帰ると、lineの通知が340件になっていた。


元々が300だから40増えたことになる。


その中には、北さんも含まれていた



北信介体調悪かったんやて?なんで言わへんかったん


北信介A、大丈夫なん?


北信介返信せんでもええけど、体調管理はできるようにならんとあかんよ。



10分おきごとに送られているメール。

相変わらずの正論パンチだが、今回ばかりは何私怒っている。

いつもなら、ありがと北さん！気をつける！っと送っている所だが、何にも知らない北さんに対して1人で勝手にイライラして



Aわかってる。




なんて、可愛くない返信をしてしまった。

胸のモヤモヤはこんな八つ当たりをしてもとれなくて、寧ろ募るばかりだ。

あの可愛い子は北さんのなんなのだろう。

信介って呼んでたよね‥‥

本人に聞けばいことなのに、怖くて聞けないのだ。




A「明日からどうしよう‥‥」





これ以上考えても仕方がないので、私はベットにダイブし、そのまま瞼を閉じた。

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