１４０話「発見」 ページ41
モニタールームを出た後、ソウの手掛かりを求めて探索を続ける中...荒れた廊下を訪れた。
その際、その廊下のど真ん中には...ソウを象徴する様な緑色のニット帽がまるで罠の様に不自然な形で落ちていた。
サ「これ...ソウさんの帽子では...。」
『間違いないな。
ノエルやハンナキーが仕掛けたんじゃ...無ければ、な。』
レ「罠じゃ無いなら、ここら辺に潜んでやがるのか！」
周囲を軽く見渡すが...瓦礫の影に隠れている感じはしない。
Ｑ「お...おい、見てみい。
右の通路と奥の通路の先に…。」
ギ「アトラクションみたいな物が見えるニャン！」
閉ざされていた扉が３つ...
オレ達を導く様にして、入口が淡い光を放っていた。
ソウ捜しのついでで目的の１つであるアトラクションも発見する事が出来た。
いい流れだ。
ケ「２人１組じゃないと...入れないハズだけど...。」
レ「結局...誰かが行ってみるしかねぇのかもな…。」
危険は、承知の上だが...
誰かが行かない事には、始まらねえよな。
『オレが様子を見て来るよ。
お前らは...他の場所にソウが隠れてねえか、探して来てくれ。』
ケ「タイガくんが行ってくれるなら...安心だね。
でも、アトラクションは２人１組が前提だからねー......。
───そうだ。
念には念を...って事で、タイガくん。
サラちゃんを相棒にするのはどうだい？」
サ「えっ...！？」
サラ...。
サラ、か......。
『オレは別に誰でも構わないけど...
サラ本人の意見はどうなんだ？』
サ「わ、私は...
タイガさんの役に立てるなら一緒に行きたいです！！」
『ん...なら、任せたぜ。』
オレの返事の後...他のヤツらはオレが言った通り、他の場所へと探索に向かってくれる事になった。
「それじゃあ...私も行くね、タイガ。」
『あぁ...でも、本当に気を付けろよ？
なるべく、誰かと一緒に行動してくれ。
この際、ケイジでもいい。』
「う、うん。」
そう言うと...多分、ソウの分の財布も持ったカナエは荒れた廊下を去って行った。
サ「それじゃあ、タイガさん！
私達も...行きましょう！」
『おう、サポートを任せるぜ...サラ。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
伊豆花織(プロフ) - ハムエッグさん» コメントありがとうございます！現在、続きが手に付かない状況になってまして更新ができない日々が続いてますが、今後も応援お願いします！ (2月12日 2時) (
レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
ハムエッグ(プロフ) - めちゃくちゃ好きです........ (2月11日 21時) (レス) id: e9b251311b (このIDを非表示/違反報告)
伊豆花織(プロフ) - にしんさん» はい！再開させて頂きました！！引き続き更新を続けますのでこれからも見て行って下さい！ (12月12日 21時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
にしん - 更新再開されたんですね！ これからも応援してます！ (12月12日 19時) (レス) id: 8474802cab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：伊豆花織 | 作成日時：2023年10月25日 18時
