１３９話「捜索へ」 ページ40
『ソウさんの方が先に身代を持っていた...
ただ、それだけ......。』
サ「なるほど...そうだったら納得がいきます。
ソウさんは、隠し部屋で殴られ気絶した...。
その後、身代と平民のカードを持って休憩し...
わざとカンナが発見できるように身代カードを置いた...。
それを手にしたカンナに...
ソウさんは平民カードと交換を持ちかけた...。
まるで、恩を売るかのように...！」
カ「そんな...！！」
レ「完全にあのニット帽が...
カンナとカナエを利用したってことじゃねぇか...！！」
それが真実なら...ふざけた話だ。
カナエの事まで、利用しやがって......。
サ「それだけじゃないです...。
身代カードを最終的に持っていたのはジョーだった。」
ケ「ジョーくんにわざと拾わせたのかも...しれないね。」
あのまま、酒場の棚に身代カードを置いたままにしてあったと言うのならば......ジョーはそれを拾った事になるのだろう。
多分、オレがジョーと話をした時には...既に......。
『チッ...！』
レ「クソが...！！絶対私がとっちめてやる！！
行くぞ！全員で捜そう！」
レコの掛け声で他のヤツらが軽く頷くのと同時に...
ナオはフラフラとミシマのAIの前まで歩いて行き
サラはカナエへと話し掛けに行った。
サ「カナエさん...少しいいですか？」
「あっ...サラちゃん。
......その...ごめんね、黙ってて。
それに...タイガとの言い合いでも迷惑もかけちゃったし......。」
サ「いえいえ！
カナエさんもカンナと同じなら...ソウさんに利用されてたんですよ！！」
『そうだな...。
頼むから、危険な真似...するな。
実の姉が...自分の知らない所で怪しい男にいいようにされるのは、勘弁して欲しいんだよ。』
既に...カナエの怪しい恋人とやらのせいでこんな事に巻き込まれてるんだ。
これ以上は...勘弁して欲しい。
サ「それじゃあ...ソウさんを捜しに行きましょう。」
カナエへのフォローも終わり、探索に向かう。
『ほら、ナオ？
そろそろ...行こうぜ？』
モニターの前から離れないナオを諭す様にして、声を掛けた。
しかし──────
ナ「もう少しだけ...先生と話がしたいんです......。
私のことはいいので...先に行って下さい...。」
『...っ...ナオっ...。』
レ「.........タイガ、今は...そっとしてやれ。」
後ろ髪引かれる思いだったが...
結局、ナオを残して...探索に向かう事となった。
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伊豆花織(プロフ) - ハムエッグさん» コメントありがとうございます！現在、続きが手に付かない状況になってまして更新ができない日々が続いてますが、今後も応援お願いします！ (2月12日 2時) (
レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
ハムエッグ(プロフ) - めちゃくちゃ好きです........ (2月11日 21時) (レス) id: e9b251311b (このIDを非表示/違反報告)
伊豆花織(プロフ) - にしんさん» はい！再開させて頂きました！！引き続き更新を続けますのでこれからも見て行って下さい！ (12月12日 21時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
にしん - 更新再開されたんですね！ これからも応援してます！ (12月12日 19時) (レス) id: 8474802cab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊豆花織 | 作成日時：2023年10月25日 18時
