１３４話「説明」 ページ35
サ「信頼の...売り買い...。
それなら、話は早いですね！！
みなさんのメダルを...私に預けて下さい！！
代表して、情報を購入した後に...共有する事を約束します！」
Ｑ「いい案じゃき！
みんなで情報を共有すれば、ゲームにもならんぜよ！」
Ｑタロウは満足そうに頷いて、サラに財布を差し出そうとするが...慌ててその腕を止めた。
『Ｑタロウ、ストップだ。
サラもサラだ...。
お前の明け透けの無い性格は好ましいが、他のヤツらの気持ちも考えてやれ。』
サ「あ...それもそうですよね。」
Ｑ「す、すまんかったぜよ...。」
肩を落とす...サラとＱタロウ。
油断も隙もありゃしない。
ノ「そうそう！
このままじゃつまんなくなっちゃうしね〜！
でも、それだけじゃないんだ！」
今度はノエルが目配せをした後、ハンナキーが説明を始めた。
ハ「これから皆様には、３階のどこかにある９つのアトラクションを体験してもらい...メインゲームへの挑戦権を手に入れてもらいます。」
ノ「アトラクションをクリアすると“クリアチップ”がもらえるんだけど...
制限時間内に１０個集めないとメインゲームの前に死んじゃいまーす！」
ナ「そ...そんな...！！」
ノ「『ククク...！安心してくださいナオさん！
メインゲームと違って、上手くやれば誰も死なずに済みますよ！』」
ノエルは...プラカードを用いて口元に表情を作っている。
どんな行動をしようが、ノエルの勝手だが...
ナ「や...やめてください...！
そのマネだけは...！」
ミシマを騙った物を...ナオに向けるのは許せない。
ハ「アトラクションは、ほとんど２人１組で参加できます。
...ただし、同じアトラクションを２度はできません。」
ケ「メダルとクリアチップ...。
言いたいことは見えて来たねー...。」
ノ「さあ、やるべきことはわかったね？」
「私達はアトラクションをクリアしてクリアチップを１０個手に入れなくてはいけない。
さらに...マイメダルも積極的に交換して、必要な情報を手に入れるって事でＯＫ？」
ノ「うんうん！
ちなみに...メダルは集めれば集めるほど良いよ。
目玉景品もあるんだ...。
地上脱出券！
たった先着１名だけ交換できるから早い者勝ちだよー？」
先着１名...。
なら、必要無いな。
オレの目的には...合わない。
ノ「制限時間は３日間！
安心してよ！
食事や着替えもバッチリ準備してるし、就寝時間も用意するからぐっすり寝てね！
各自の個室に、罠や細工など...
こっちからは一切やらないから自由に使ってね！
さあ、サブゲーム...信頼売買ゲームの開幕だよー！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
伊豆花織(プロフ) - ハムエッグさん» コメントありがとうございます！現在、続きが手に付かない状況になってまして更新ができない日々が続いてますが、今後も応援お願いします！ (2月12日 2時) (
レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
ハムエッグ(プロフ) - めちゃくちゃ好きです........ (2月11日 21時) (レス) id: e9b251311b (このIDを非表示/違反報告)
伊豆花織(プロフ) - にしんさん» はい！再開させて頂きました！！引き続き更新を続けますのでこれからも見て行って下さい！ (12月12日 21時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
にしん - 更新再開されたんですね！ これからも応援してます！ (12月12日 19時) (レス) id: 8474802cab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：伊豆花織 | 作成日時：2023年10月25日 18時
