１０１話「メール」 ページ2
ソ「全部読みたかったよ。
ナオさんに頭をガツンとなられなければ...うぅ...。」
ケ「なんて書いてあったのかな...？」
ソ「よーく覚えてるよ...えっとね。」
ソウは覚えている限りのメールの内容を説明し始めた。
カナエも側に居たみたいだが...メールの内容は知らないみたいだ。
ソウが読めたメールは４件。
全てが...カイから誰かに宛てたメール。
［予定通り１８名を確保しました。
念のため、デス・ゲームの実行日に誤りはございませんか？
全ては順調に事が運んでいます。］
［私もサラさんには深い愛情を感じております。
絶対にお守りいたします。
千堂院家にこの身を捧げる決心です。］
［潮時ですね。
もし、千堂院紗良の身に危険が及ぶなら貴方でさえ敵と考えて動きます。］
［サラさんはゲームを楽しみにしています。
お友達も参加することでしょう。］
ソ「とまあ、こんな内容だったよ。」
悔しいが...カイがこのゲームに関わっているのは事実。
メールの雰囲気を見るに、嫌でもサラの関与も疑ってしまいそうになる。
それに...“お友達”って、ジョーか？
ソ「ボクなりに推理してたんだ。
カイさんが、このデスゲームを知ってたのは事実。
誘拐犯側の人間さ...。
そしてもっと恐ろしいのは...
サラさんとジョーくんも誘拐犯側ってこと。」
ジ「いい加減なこと言うなよ！
オレ達が誘拐犯側だったら、あんな危険な試練なんてやるワケねーじゃん！！
だいたいメールの内容だって本当かどうか怪しいぜ。
ソウさんは全部後出しじゃねーか！」
ソ「へえ...認めないんだね。」
ジ「当たり前だろ！
最初の試練で死にかけたんだ！オレ達だって！」
ナ「そ...そうですよ！あんな恐ろしいこと...。
自分でやる意味...ないじゃないですかぁ...。」
サラとジョー
ナオとミシマ
カンナとカンナの姉貴
１歩間違っていれば、カンナの姉貴だけで無く...
この中の何人かはいなくてもおかしくなかった。
仮にサラとジョーがそうだとしても
リスクは大きい...。
ソ「本当にやったのか...確認できないよね。」
カイ「確認できないのは、あなたも同じ。
...パソコンがここにあればウソも証明できるのですが。」
ソ「...脅迫したのがバレたのに、強気だね。」
ソウは発言に余っ程自信があるのだろう。
堂々と意見を出し、余裕のある表情だった。
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伊豆花織(プロフ) - ハムエッグさん» コメントありがとうございます！現在、続きが手に付かない状況になってまして更新ができない日々が続いてますが、今後も応援お願いします！ (2月12日 2時) (
レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
ハムエッグ(プロフ) - めちゃくちゃ好きです........ (2月11日 21時) (レス) id: e9b251311b (このIDを非表示/違反報告)
伊豆花織(プロフ) - にしんさん» はい！再開させて頂きました！！引き続き更新を続けますのでこれからも見て行って下さい！ (12月12日 21時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
にしん - 更新再開されたんですね！ これからも応援してます！ (12月12日 19時) (レス) id: 8474802cab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊豆花織 | 作成日時：2023年10月25日 18時
