検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:83,130 hit

28(修正) ページ28

 
 
 
 
「洗濯多分もうすぐ終わると思うので、それまでとりあえずゆっくりして行きませんか?」
 
 
 
正直、この後の展開は全く読めない
 
 
小瀧さんの時間が大丈夫なのかどうか気にしないといけないとこだけど


洗濯物が出来上がるまでは帰すわけにいかない
 
 
 

「せっかく色々あるので、良かったらお話ししながらつまみませんか?」
 
 
『そうですね。良かった、ちょうど俺明日オフなんで』
 

「オフ?」


『あ、休み!休みです!』
 
 
「あー!お休みなんですね、良かった」
 
 

 
食べ物と飲み物が広げられた小さなテーブルを2人で囲んで
 
 
洗濯機の回る音が止むのをひたすら待つ
 


こう言う時って何話すのが正解なんだろ、ちょっと気まずいな



沈黙のまま時間だけが流れる
 
 
目の前のものに全く手をつける様子のない小瀧さん

 
 
逆に気使わせちゃったかな
 
 
 
「さっきカレー食べちゃったし、お腹いっぱいですよね、すいません」
 
 
『えっ、あ、いや、食べます食べます!すいませんありがとうございます』
 
 
 
”これ俺の好きなやつや”って笑って見せてくれる
 
 

なんかいいな、こういうの
 


非現実的な状況だけど、自然と心はポカポカしてた
 
 
 

さっきまでの沈黙が嘘のだったかのように自然と会話が弾む
 
 

 
「え!小瀧さん、22歳だったんですか!」
 
 
『逆に神田さん27やったんすね、完全に僕とタメやと思ってましたよ』
 
 
「私も自分と同い年だと思ってました」
 
 
『お互い見た目と歳が一致してないのおもろいな(笑)』
 
 
「でも本当に小瀧さんって22歳に見えないですね」
 
 
『おっと?悪口ですか?(笑)』
 
 
「違います違います!いい意味で!大人っぽいって意味で!」
 
 
『分かってますよ(笑)』

 

”あはははっ” と好きなお菓子を食べる彼が


 
楽しそうに笑ってくれるから、こっちまで嬉しくなる

 


ずっとこうしてたい



何とも言えない幸福感に包まれている自分に少しだけ酔っていた

29→←27



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (72 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
225人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST , 小瀧望 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年7月13日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。