思春期 番外編3 ページ42
合鍵でドアを開け、ソロリと中へと入る
久しぶりに来た彼の家にワクワクする
さっきまでの不安はどこへやら
私の心には、カルマ君がどんな反応をしてくれるのかという好奇心で満ち溢れていた
リビングのドアを開けると
「(…いた)」
カルマ君は寝ていた
とりあえずテーブルにケーキとプレゼントを置いて、カルマ君を起こす
「カールマ君…?」
「ん…ん?」
そんなに幸せそうな顔をして眠るんだね
私、そんな事知らないなんて幼馴染失格かも
心の中で反省しつつ、カルマ君に呼びかける
「カルマ君?」
「ん…え、え?」
起きた!
「ハッピーバースデー!!!カルマ君!!!!!」
いきなりだったのでポカンとしてたけど、状況を理解したのかカルマ君は
「…ありがと」
こう恥ずかしそうに言った
少し素っ気ないけど、嫌そうじゃなかったので一安心
「あのね、ケーキとね、カルマ君のお母さんからのプレゼントとね、私からのプレゼント持ってきたよ!!」
「うん。わかったから落ち着いて」
ケーキを食べて、カルマ君のお母さんからのプレゼントを見させてもらったら
「せ、世界の香辛料詰め合わせ…?」
「イタズラに使えそうだから」
昔から変わらないなぁ、そういうところ
どこか安心してしまった
その気持ちを紛らわすために
「さぁ!次は私からのプレゼントだよ!」
私からのプレゼントは
「マフラー?」
「うん!手作りだよ!!」
買おうか迷ったけど、結局作った
ずっとマフラーを見てたカルマ君がマフラーをテーブルに置いて、そして
私を優しくソファーに押し倒した
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紺宮 朝実(プロフ) - 源氏の君さん» そうですか!見ちゃったんですね!!ありがとうございます!そちらこそ頑張ってくださいね( ˙-˙ ) (2018年3月12日 21時) (レス) id: 21e21bd601 (このIDを非表示/違反報告)
源氏の君 - 面白かったです!私もカルマ君大好き!!応援してます。頑張って下さい!! (2018年3月12日 17時) (レス) id: 8d05b5848e (このIDを非表示/違反報告)
紺宮 朝実(プロフ) - ゆうさん» 直しました!ご指摘ありがとうございました!(*^^*) (2017年12月2日 20時) (レス) id: 21e21bd601 (このIDを非表示/違反報告)
紺宮 朝実(プロフ) - (・o・)さん» そんなことを言って頂けるだなんて…!すごく嬉しいですありがとうございます(о´∀`о)続編の方も更新頑張ります…(まずは受験なんだけど…) (2017年12月1日 19時) (レス) id: 21e21bd601 (このIDを非表示/違反報告)
(・o・) - めっちゃ面白いです! (2017年11月29日 23時) (レス) id: 962fa74b53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紺宮 朝実 | 作成日時:2015年11月3日 19時