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『はぉ…』
A。本日ヤキモチを焼いております。
恵くんが知らない女の子、いや、非呪術師の女の子と街を歩いていました。
『…』
誰にでも、無条件に人を助けるところ。
そこが好きなはずなのに。
-
秋の匂いがしてきた。
今日のことを考え込みながらも教室で外を眺めていた。
ありえないほどの豪雨だ。
恵くんに初めて会った時の記憶が鮮明に残っている。
中学の頃から顔見知りではあった。
ここまで惹かれるとも思わなくて全てが予想外
自分が恋をすることが出来るだなんて思わなかった。
家族に近い存在が出来るだなんて。
ぼけ〜としていると聞き覚えのある懐かしい声が聞こえた
「A?」
『?…っ!優太!!!』
--
「てなわけで今日から3日間だけコッチに帰ってきてもらいました!
二年の特級呪術師、乙骨憂太くんでェーす!」
二年生の先輩方はみんな優太が帰ってきたことに嬉しそうだった。
もちろん私もそのうちの一人だ。
「一年の子はAと伏黒くん以外は初めまして…?
乙骨憂太です。よろしくお願いします」
「すっげ〜…私たちと1歳しか変わらないのに特級呪術師よ…」
悠仁も野薔薇も初めての優太にかなり嬉しそうだ
ちなみにお昼のことがあってから私は恵くんと口を聞いていない。聞く気になれない。
私が、家族欲しさのあまりに重いだけなのだろうか。
「真希さん!パンダくん!狗巻くん!」
優太も嬉しそうに二年生の方と挨拶を交わしていた。
『3日間だけしか入れないの?』
「あはは…そうなんだ。すぐ帰らないといけなくてさ」
「おかか〜」
しばらくお帰りなさい会を五条先生も含め開催した。
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ねこまくん(ΦωΦ) - 無理です尊いです好きです(?)あいしてす(?) (11月20日 19時) (レス) @page2 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - このおはなしがだいだいだいすきです!!続きがみたいです!!ぜひよろしくです!! (2022年4月1日 18時) (レス) @page17 id: 30a886adaf (このIDを非表示/違反報告)
らいら@らむ(プロフ) - 終わっちゃったアアアアアア!ご馳走さまでした...(?) (2022年2月25日 18時) (レス) @page50 id: 307fd0d364 (このIDを非表示/違反報告)
あいりす(プロフ) - 初めまして。本編読みました。とても面白くあっという間に読み終わってしまいました!後日談希望します! (2022年2月10日 12時) (レス) @page17 id: 85d4e02d65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さやか | 作成日時:2022年1月17日 2時