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ページ43

『…』


Aは何かを求めているようだった

ああ、そうか。



「こんな俺だけど…それでもいいなら付き合うか?」

『付き合う"か"じゃなくて付き合おうがいい…』



そう上目遣いで言われてしまったら俺も断れまい

言葉が詰まる喉に頑張って言葉を発せさせる




「…つ、付き合おう」



今までにないほど体が火照っているのを感じる



『っ〜…よろしくお願いします…!』



--



てなわけで私はしばらくの片想い生活から引退しました。

恵くんはまだ好きとか分からないみたいだけど。

これから分かるものだと私は信じている。





『んふふ〜』

「あ、しばらくはあいつらには秘密。多分騒がしくなる。」

『えっ』




恵くんは悪戯顔で私の唇に人差し指を当て

"我慢"と言った。


まあ確かに高専内でしかもこのメンツだから尚更騒がれるだろう。




『わ、分かった』

「うん。じゃあもうとりあえず部屋まで送る」

『すぐそこだよ?』

「うるさい」




恵くんはすぐ近くにある私の部屋まで送ってくれると

少し考え込んだ顔をしてから口を開いた




「本当に…俺でいいのか?」

『もちろん。てかそれ私のセリフだから!』


「俺はAがいい。…おやすみ。」

『っうん!おやすみ。』




私の自慢の彼氏は大きな手で頭を撫でてくれ優しく微笑んだ

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設定タグ:呪術廻戦 , 伏黒恵 , 五条悟   
作品ジャンル:恋愛
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ねこまくん(ΦωΦ) - 無理です尊いです好きです(?)あいしてす(?) (11月20日 19時) (レス) @page2 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - このおはなしがだいだいだいすきです!!続きがみたいです!!ぜひよろしくです!! (2022年4月1日 18時) (レス) @page17 id: 30a886adaf (このIDを非表示/違反報告)
らいら@らむ(プロフ) - 終わっちゃったアアアアアア!ご馳走さまでした...(?) (2022年2月25日 18時) (レス) @page50 id: 307fd0d364 (このIDを非表示/違反報告)
あいりす(プロフ) - 初めまして。本編読みました。とても面白くあっという間に読み終わってしまいました!後日談希望します! (2022年2月10日 12時) (レス) @page17 id: 85d4e02d65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さやか | 作成日時:2022年1月17日 2時

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