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保冷剤を沢山入れたアイスの袋を片手に
"あつ〜い"という言葉と一緒に徒歩で帰る
「暑すぎ」
『倒れそうだったら言ってね』
「…なんか最近ちょっと距離縮めてくれてる?」
蝉の鳴き声とともに
神々しい恵くんを見つめる。
『うん。克服しようと思って。』
「克服?」
『前まで恵くんと話してたらめっちゃ緊張して話せなかったんだよ。
だけどそれを克服しようと思って。』
暑さで少ししなっているいつもの恵くんのつんつんアタマ。
なんと可愛らしい。
「A、相当物好きだな。
俺じゃなくてもっと憧れる人いるだろ」
『ううん。恵くんがいいの。不平等に人助けるところも
周り見れるところも、口数少ないとこも。かっこいい。』
自分で言っておいてなんだが外の気温よりかなり体温が上がっている気がする。
気持ちの悪いことを言ってしまっただろうか。
恵くんは私と目を合わせると、優しく微笑んだ
「…ありがとう」
『ぐはっ』
「あ!おい!」
そのまま暑さか照れか、はたまた恵くんが輝きすぎていたか
私は倒れてしまった。
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ねこまくん(ΦωΦ) - 無理です尊いです好きです(?)あいしてす(?) (11月20日 19時) (レス) @page2 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - このおはなしがだいだいだいすきです!!続きがみたいです!!ぜひよろしくです!! (2022年4月1日 18時) (レス) @page17 id: 30a886adaf (このIDを非表示/違反報告)
らいら@らむ(プロフ) - 終わっちゃったアアアアアア!ご馳走さまでした...(?) (2022年2月25日 18時) (レス) @page50 id: 307fd0d364 (このIDを非表示/違反報告)
あいりす(プロフ) - 初めまして。本編読みました。とても面白くあっという間に読み終わってしまいました!後日談希望します! (2022年2月10日 12時) (レス) @page17 id: 85d4e02d65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さやか | 作成日時:2022年1月17日 2時