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「「おぉ〜」」
浴衣を着るキレイな野薔薇に歓声をあげる男子陣。
そう、1時間後私たちは花火大会へ向かう
「やっぱ私かっわい〜」
「その一言がなきゃ完璧だったな」
「うるせぇ虎杖このやろ!」
恒例にじゃれ合う2人を後に
恵くんは私と真希さんを不思議そうに見た
「二人は着ないんですか?」
「きねーよあんなん。息苦しい。」
『私も同じく。苦しいし似合わないし』
ただオシャレをして、浴衣を着て、
輝いている野薔薇を見れれば私たちはそれでいい。
「えぇ〜俺見たかったぞお」
「しゃけ〜」
残念そうにしている棘さんとパンダ先輩。
真希さんは仕方ねーだろと言わんばかりに2人を睨んだ。
私はまあまあと苦笑いしていると
「俺も見たかった。Aの浴衣。」
と恵くんは呟いた
場の空気は一気に静まり
全員私に視線を向ける。
恵くんがいうなら…
『え、あ、…じゃ、じゃあ真希さんもっ』
--
てなわけで浴衣になった私たちですが
私は初めての夏祭り、花火大会。
楽しみで仕方がない。
「うひょー!たこやき!わたあめ!!!!」
「あーちょ釘崎〜!はぐれるぞー!」
案の定二人は人混みの中へと
消えていってしまった。
「あーあーいーなーリア充」
「明太子」
「リア充って…あいつら付き合ってないだろ」
相変わらずあまり二人のあのいい感じな関係を察せていない真希さん。
天然で魅力的だ。
私は真希さんに近寄る。
『真希さん、よければ一緒に回りたいかも』
「え?全然いいk」
「だめだめだめ!真希は俺たちと回るんだ!うんうん!」
「しゃけ〜!」
「あ!おい触んな!!離せ!」
パンダ先輩と棘先輩は真希さんを
連れ去ってどっかに行ってしまった。
『…』
「…」
…ふたり?
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ねこまくん(ΦωΦ) - 無理です尊いです好きです(?)あいしてす(?) (11月20日 19時) (レス) @page2 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - このおはなしがだいだいだいすきです!!続きがみたいです!!ぜひよろしくです!! (2022年4月1日 18時) (レス) @page17 id: 30a886adaf (このIDを非表示/違反報告)
らいら@らむ(プロフ) - 終わっちゃったアアアアアア!ご馳走さまでした...(?) (2022年2月25日 18時) (レス) @page50 id: 307fd0d364 (このIDを非表示/違反報告)
あいりす(プロフ) - 初めまして。本編読みました。とても面白くあっという間に読み終わってしまいました!後日談希望します! (2022年2月10日 12時) (レス) @page17 id: 85d4e02d65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さやか | 作成日時:2022年1月17日 2時