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「…五条先生。A、まだ戻ってこないんですか?

もう2ヶ月くらい姿見てないです。」




あれから2ヶ月弱が経った。

あの後Aは俺らを術式で遠ざけ

今までに見た事ないような表情で俺たちを見ていた。

五条先生は俺に座るように促し
俺らは座って話をすることにした。





「んー…恵には言っておこうかな。

A、今ちょっと優太のとこ行かせてんのよ。」


「乙骨先輩のところに?」


「うん。その方がAも落ち着くし。

あそこ兄妹みたいなもんだから。」





前にAと乙骨先輩は仲がいいと聞いたが
それほどだったのか。

五条先生は続けて話した。




「そーとーショックだったみたいよ。見られたのが。

ほら、この間A倒れたじゃん。それ、しばらく呪霊食うの我慢してたからなんだよね。

呼び出したのは呪霊を食べさせるため。

随分と食べるまでにも自分と葛藤してたよ。」





「どうしてそんなにAは渋ってるんですか?」




「…呪霊食べるなんて異常じゃん。
しかも女の子が。

それで小さい頃しこたまいじめられたらしくてね。

なんだか君らには嫌われたくないらしいよ?」







つくづく俺は考える。
Aは俺に周りにも教えていないようなことを教えてくれた。

多少は心を開いてくれていたのだろう。
正直嬉しい。


だが、いつかは知られるもの。

あのタイミングで虎杖も俺もAのことをちゃんと知れて良かったと思う。




「…Aはいつ帰ってくるんですか?」

「いちおー気分が落ち着いたら帰っておいでとは言ったけど。どうだろうね。

優太のとこにずっといるんじゃないかな。」


「わかりました」



俺は五条先生と暫く団らんしてから
携帯を手に持ちAに電話をかけた

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設定タグ:呪術廻戦 , 伏黒恵 , 五条悟   
作品ジャンル:恋愛
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ねこまくん(ΦωΦ) - 無理です尊いです好きです(?)あいしてす(?) (11月20日 19時) (レス) @page2 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - このおはなしがだいだいだいすきです!!続きがみたいです!!ぜひよろしくです!! (2022年4月1日 18時) (レス) @page17 id: 30a886adaf (このIDを非表示/違反報告)
らいら@らむ(プロフ) - 終わっちゃったアアアアアア!ご馳走さまでした...(?) (2022年2月25日 18時) (レス) @page50 id: 307fd0d364 (このIDを非表示/違反報告)
あいりす(プロフ) - 初めまして。本編読みました。とても面白くあっという間に読み終わってしまいました!後日談希望します! (2022年2月10日 12時) (レス) @page17 id: 85d4e02d65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さやか | 作成日時:2022年1月17日 2時

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