・ ページ12
虎杖はどうも不服そうで心配そうだった。
「おい!伏黒!もち1人にしていいのかよ!?相手は特級だぞ!」
「…いい、あいつは一人がいいんだ。」
しばらく走ると暗闇で声がよく響く所へと付いた。
周りを見渡しているといきなり当たりが明るくなって
目の前には変なやつらに食べられそうになっている釘崎。
「釘崎!!」
「伏黒行くぞ!」
気の所為だろうか。
まだ離れてまもないのに特級の気配が無くなった。
釘崎をすぐに救出し、すぐに新田さんを呼んで早く駆けつけるように催促した。
「釘崎…ちょっと重傷だ。」
「虎杖、そのまま新田さん来るまで釘崎を見ててくれ。俺はAのとこに戻る。」
虎杖は釘崎をお姫様抱っこしながら
"俺も行く"と言った。
「まだ特級が居たら危ない。釘崎をこれ以上怪我させる訳にも行かない。頼んだ。」
「…わかったけどよ〜…無事に戻ってこいよ?」
「あぁ」
何となく、嫌な気持ちがしていた
この建物の呪霊が次々と居なくなっている。
呪霊の叫び声までもが聞こえる。
奥にはとんでもない呪力を感じる。
『んぐっはむっ』
「♡:☆☆#&→☆→♡☆」
「…A」
1度は振り返らなかったものの
2度呼んだら口の周りを血だらけにしたAは純粋無垢な目で俺を見た
両手に呪霊を持ち、今までに見た事ないほどの惨い風景と匂い。
『…いや…見ないで』
「待て…俺は」
俺は味方だ
そう伝えようとした時、後ろには惨い風景を驚いた様子で見ている虎杖がいた。
「…もち?」
最悪だ。
152人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ねこまくん(ΦωΦ) - 無理です尊いです好きです(?)あいしてす(?) (11月20日 19時) (レス) @page2 id: 18b89fe2f6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - このおはなしがだいだいだいすきです!!続きがみたいです!!ぜひよろしくです!! (2022年4月1日 18時) (レス) @page17 id: 30a886adaf (このIDを非表示/違反報告)
らいら@らむ(プロフ) - 終わっちゃったアアアアアア!ご馳走さまでした...(?) (2022年2月25日 18時) (レス) @page50 id: 307fd0d364 (このIDを非表示/違反報告)
あいりす(プロフ) - 初めまして。本編読みました。とても面白くあっという間に読み終わってしまいました!後日談希望します! (2022年2月10日 12時) (レス) @page17 id: 85d4e02d65 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さやか | 作成日時:2022年1月17日 2時