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主人公と出会えたのは本当にラッキーだった。ここが炭治郎の家の麓の里だとすると奥多摩の雲取山周辺ということか…
幸先が良すぎて逆に怖いがいわゆる転生者補正というものだろう…
主要キャラの居場所の捜索、及び生存確認
これはよし。
[ 其の二 自分の生計 ]
[ 其の三 鬼殺隊入隊を目指すof修練 ]
あとはこの二つ。みんなを助ける以前に自分が生きていけなければ元も子もないのだ。
そもそも、鬼殺隊に入るのなら全集中の呼吸を扱えるようにしなければならない。
誰かの継子に…って、他のキャラの居場所すらわかってない上に政府非公認の組織をそう易々と見つけられるわけがないか。。
しかも、私の姿は女で子供だ。肉体労働は雇ってもらえなそうだしな…
うーむ、、どうす「おい、君、どこの子供だ。」
いきなり声を掛けられた。
ーーー
唐突に話しかけられ、そちらへと振り向く、
里の人より上等な服を着た男性だ。自分より図体の大きいその人を見上げていく。
「へ?」
「巫女衣装にその羽織りで、目立った格好の君だよ。」
やっぱり目立ってるよね〜
「あ、ははは…いや〜、これはその…」
唐突に声を掛けられて誤魔化そうとした瞬間
“バッ”
っと頭からかぶっていた羽織りを取られた。
「っ…」
しまった。見られた。
「角…これは、」
しばらく私をじっと見てその男性は言った。
「…君ちょっと私の家に来なさい。」
「っえぇ?!」
簡単に背負われ猛スピードでどこかに連れて行かれる。
「一体なんなんだーーーーーっ?!」
目一杯叫んだ声は奥多摩の山に響いた。
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作者名:koumori666 | 作成日時:2020年4月25日 11時