碧照ノ樹海 ページ25
世界樹の中に広がる迷宮に、一歩足を踏み入れるとそこには青々と陽の光を受けて輝く草花があった。まるで楽園かの様な美しい風景が広がっていた。
kn「ここほんまに迷宮なんか…？」
os「綺麗めう…！」
ht「綺麗だね……！！」
皆景色に見とれていると、
グルルルル…
この声は……まさか⁉
gr「モンスターか⁉ 全員構えろ！！！」
グルッペンの合図で皆”職業石”を握り、
______
光に包まれ、自分のクラスに姿を変える。
私の手には”砲剣”が握られており、体は重鎧で包まれている。重い。
が、そんな事を言っている余裕は今の私たちには無い。
私は剣を構えスキルを発動させる。
____シャープエッジ！！____
敵は蒸発し、一気に消える。
なに、この剣の威力…！！！ たった一撃であの量の敵を倒せるなんて…！！
gr「あの量の敵を一人で倒したのか…⁉」
グルッペンが目を見開いてこちらを見る。
zm「…⁉ すごいやん、A！！！ なぁちょっと俺と手合わせせぇへん？」
tn「やめとけ、ゾム。この先何があるのかわからん。手合わせなんかで無駄な体力を使わんといて欲しいんや。」
トントンがそう告げるとゾムはがっくりと肩を落として、
zm「トントンの言う通りやな。ゴメンなA。でも余裕が出来たら俺と手合わせしてくれへんか？」
そう真っ直ぐ私を見て言ってくる。もちろんするに決まってる。私もゾムと手合わせしてみたいしね。
『もちろんだよゾム。約束。』
私は小指をゾムに差し出すとゾムは嬉しそうに小指を絡めて、
zm「約束や、A！ 約束破ったら針千本飲ませるで？」
『待って待って、ゾムが言うと冗談に聞こえない。』
その言葉にゾムは首を傾げて
zm「あれ？ 冗談のつもりはないで？ だって約束破ったら針千本飲ませるんやろ？」
…まさか本当に飲ませるつもりだったとは。
おお、怖い怖い…。
sha「流石サイコパスだわぁ。」
rbr「俺、ゾムと約束したくないわ…。」
……ロボロ、約束破る前提なの？
私はふと職業石を見た。すると図鑑のようなものが出てきた。そこには先程倒したモンスターの情報が載っていた。
へぇ〜、職業石って図鑑にもなるんだ。
弱点とか載って便利だね…！
しかし。私はあることに気がついた。
『ねぇ、だれか地図って持って来てる？』
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雪狐(プロフ) - 返信遅くなり申し訳ないです。褒めて頂き恐縮です…！続編もあるのでもし良ければそちらの方の応援もよろしくお願いしますね！ (2020年10月30日 1時) (
レス) id: 6f8bbf698f (このIDを非表示/違反報告)
アルベルト - うゎぁぁあああああ〜〜！！！ かっこいいですぅ〜♪ 始まり方とか、いいですね〜！ おもしろかったです！ (2019年11月26日 20時) (レス) id: d645669736 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐(プロフ) - ありがとうございます〜！！感激です…！あと2、3話くらいで世界樹入るので楽しみにしててくださいね(*´∀｀*) (2019年1月7日 18時) (レス) id: bb707ccf97 (このIDを非表示/違反報告)
モル(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！！クオリティ高くて作品の中に無意識に入り込めるのでとても好きですーー！！！早く戦闘シーン見たい〜！！ (2019年1月7日 18時) (レス) id: 54b1828c51 (このIDを非表示/違反報告)
雪狐(プロフ) - わぁぁ！！そう言って貰えて嬉しいです〜！実はそうなんすよ…！スカブロの役職を当てはめてて、スカブロ出てない方々は私の想像で似合いそうなやつを選びました 笑 (2019年1月7日 0時) (レス) id: bb707ccf97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪狐 | 作成日時：2019年1月4日 15時
