気づけば隣にきみが。 Ren.N (ページ5)

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岸･梓「A、おはよー！！！」

『2人ともおはよう、朝から元気だね～(笑)』

学校から少し離れているわたしは、登校途中に2人と合流して3人一緒に登校する。

朝から賑やかで不思議と笑顔になれる。

岸「A、そういえば昨日廉から連絡きた？」

『来たよ！え、なんで岸くんが知ってるの？』

岸「だって俺が連絡先教えたもん。」

めちゃくちゃ当たり前のように言ってるけど、あなただったのね。

人の連絡先教えるときは許可とりなさいよって梓に怒られてる。

まあ、彼女の言うとおりです。笑

岸「ごめんてー。けどクラスメイトだしいいかなって思っちゃって､､､」

『まあ、ちょっとびっくりしたけど別にいいよ。』

梓「で、なんて連絡きたの？」

『ん？時間割教えてほしいって。大した内容じゃないよ』

岸「俺が教えてやるって言ってんのに、ゆうたは信憑性に欠けるからって」

あいつ失礼なやつだろう？って岸くんはわざとらしく腕を組んでるけど、わたしが永瀬くんの立場でも岸くんには確認しないかな(笑)

梓「永瀬の判断は正しいね。けどA、ラッキーだね！」

みんな羨ましいだろうな～って

人気者の永瀬くんの連絡先を自然に入手できたことが凄いらしい。

岸くんには聞こえないような小声で

梓「脈ありなんじゃない?」

って。

けど、連絡が来ただけでまだまともに喋ったことないし、何言ってんだか。

てゆうか、梓だったら誰が相手でも平気で連絡先聞けるでしょって思うんだけど(笑)

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