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〜高1年の春〜
入学する前からバレーボール部に入ることを決めていたわたしは体験入部で一緒になった梓とすぐに仲良くなった。
友達「ねね、うちらの学年超イケメンがいるらしいよ！」
梓「知ってる〜！３組の永瀬くんだよね？昨日見かけた！」
部活終わりの帰り道、女子トークに花が咲く。
友達「梓だけいいな〜！わたしたちも見に行こうかな！」
梓「え！なら明日みんなで覗きに行こうよっ」
ね！Aも行くでしょ！って言いながら梓に肩を組まれる。
次の日の昼休み
梓「A〜！迎えに来たよ、早く！」
前日の話をすっかり忘れていたわたしを隣のクラスの梓が呼びにきた。
もう！遅いよ!!って少し怒られながら(笑)
そのまま梓や部活の友達に腕を引かれながら3組に連れて行かれる。
梓「いたいた！あの子が永瀬くんだよ。」
梓が指差す方向には男の子の団体がいて、
その中に1人、郡を抜いて綺麗なお顔の男の子がいた。
友達「噂どおりのイケメンだね。」
他学年の女子にまで人気が出るのも納得だ。
これが私と永瀬くんの出会い。
彼には人を惹きつける魅力があるような気がした。
声をかけたわけでもないし、たくさんいる女子に紛れて見ていただけ。
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作者名：konko | 作成日時：2019年9月7日 18時
