最高の結婚が出来るまで (ページ7)

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それからまたしばらくしてナムジュンさんは1枚の紙を持ってやってきた。

NJ「マッチングしましたよ〜！

この人絶対Aさんと合うと思います！」

『…チョンホソク、さん？』

NJ「はい！ソウルで子供たちにダンスを教えてあげてる方で、ほら、Aさんの条件に子育てに積極的って言ってたでしょ？もうこれクリアですよ」

ナムジュンさんはボールペンで私の出した条件にレ点を付ける。

NJ「あと、綺麗好きだから家事とかも積極的だと思いますし…何より心広いからなんでも許してくれますし…あ、ほら！人気な人だから海外にもダンスレッスンしに行ってて年収の方も中々ですよ」

『…でも、それって家にいる時間が少ないってことですよね？それって、離婚の誘因じゃないですか？結婚の意味を感じられなくなりますよ』

NJ「Aさん、隅々まで読んでください。ほら、ホソクさん。こまめに連絡を取れる人って条件。つまり、家を離れてる間もこの方は連絡をずっと取っていたいってことです。離れていても心は離れませんよ！」

クサイセリフを吐いてどうです？なんて顔近づけて来るから思わず後ろに引いた。

『えっと…』

NJ「あぁ、会ったからと言って結婚とはなりません。普通の恋愛結婚でもそうでしょ？まずは会って、目で確かめてこれからも関わっていきたいか決めて行くんです。

どうします？」

確かに、資料だけ見れば全然いい人だ。
私の条件ともよく合うし、年齢も同い年だし。

『顔、見てみたいかも』

NJ「じゃあ、会いましょう！」

『うん…お願いします！』

なんか、結婚に1歩近づいたかも！