10話 zm_side ページ11
zm_side
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
zm「すみませーん。トントンいますか?」
インターホンに向かってそう尋ねるとすぐ母親が出た。
「あら、鳥井君。ひさしぶりね〜。」
zm「あ、ひ、久しぶりっす。」
やっぱちょっと慣れへんな。
いっつも母さんに追い出されるたびにトントン家来よったんやけど。
トントンの母さん、不思議な感じなんよなぁ。
「それで、何の用?」
zm「あ、いつものやつっす。」
もうこれで伝わるようになってしもたんや。
「それなんだけど、トントンもう家にはいないのよ。」
聞いてなかった?と付け加えられる。
まじで…?
避難先なくなるやん…
zm「そっすか…」
まじかぁ…どうしよう。
「その、ダメって言われるかもだけど、今トントンが暮らしてるところ。行ってみたら?」
これ、住所ね!と言い残し、ばたんとドアを閉められた。
3秒でよくこんな詳しくかけたなぁ…
…とりま、行ってみるか!
⋆
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
『およ?なんか荷物あったっけな。』
読書をしていると、チャイムがなった。
心当たり全くないんだが。
そーっと覗いてみると、大荷物を担いだ鳥井君がいた。
『?!と、鳥井君?!』
あ、好きなわけではないです。()
教えたことないのに、いたんだもん…
『は、はーい!』
zm「あ、の…と、トントンいますか?」
『ぁ、トントン!待っててくださいね〜。』
…なぜ?
彼がここにトントンがいると知っているのだ?!
と、とりあえずトントン呼ぶか。
『トーントン。』
tn「ん?なんや。」
トントンは部屋で勉強していた。偉すぎる。
『あの、なぜか鳥井君が来てて…』
tn「ゾム…?あぁ、分かったわ。」
ぱたぱたと急ぎめで玄関へ行った。
ちょーっと魔が差して…ね?玄関にこっそり行った。
そこではこんな会話がされていた…
zm「おー、トントン。お前んち行ったら、ここ教えてもらってん!」
tn「あー、いつもの?」
zm「せや…ここの人、泊めてくれへんかな?」
tn「うーん…ちょっと聞いてみるわ。ええか?A。」
そこ居るんやろ。と言い、こっちへ歩いてくる。
待って、バレてたん？？？
悲し。
zm「?!?!?!え、Aさん?!」
『あー、どーもぉ…』
あいまいな挨拶をする。
tn「で、ええんか?」
まっすぐに目を見つめられ、告げられる。
『私は_________』
＊＋＊＋＊
気になりますねぇ。
今年1年、私の作品を見ていただきありがとうございました!
また来年も見てください‼
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桜の穂 - ありがとうございます！！そういってもらえてうれしいです。 (8月20日 20時) (
レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - zmとshaがかわええ… (8月6日 0時) (レス) @page49 id: 5f315e50e4 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - 鼓草さん» あ、ですよね。仲間ですか?ﾌﾞｯｼｬｧｧｧｧ…あはっ☆ (2022年1月6日 21時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - zmニキ可愛すぎて鼻血 (2022年1月5日 23時) (レス) @page12 id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - ルミナスさん» ありがとうございます!面白いだなんて…感極まりない!頑張ります! (2021年12月12日 11時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜の穂 | 作者ホームページ：http://towa
作成日時：2021年11月29日 21時
